ところ変われば・・・ D850 男性専用? ニコンさんも大変だ? 9月15日(金)6166

今日は、福岡からのフォトグラファーとランチ、最近、福岡のフォトグラファー全体的に忙しくなってきたきたとの事でめでたい事です。
さて、彼と会ったのは、彼が東京で撮影する事になり、スタイリストを依頼されてMASHmanagementのスタイリスト2人を推薦したのですが、結果として実りませんでした。
その諸々を話しながらランチしました。
なぜ、実らなかったというと、撮影内容の変更と福岡と東京の違い・・・
スタイリストさんの仕事の範囲が、福岡と東京ではちょっと違うようです。
福岡というより、東京とそれ以外の違いと言った方が良いかもしれません。
東京はシズルやテクスチャー等は、それを作る専門家がいたり、フォトグラファーも高度な商品撮影に特科し、シズルやテクスチャー作成も得意なフォトグラファーもいますが、東京以外は、そこをスタイリストさんがこなす場合もあるようで、その仕事範囲の違いで今回は成就しませんでした。
狭い日本ですが広告写真の世界では地域が違えば結構システムの違いがあるのです。
東京のフォトグラファーは恵まれているな〜でも、要求されるハードルも高いです。
「所変われば品変わる」なんていう諺を思い出していたら、こんな記事を見つけました。
ところ変われば・・・ D850 男性専用? ニコンさんも大変だ? 9月15日(金)6166_b0069507_02522196.jpg「ロンドン(CNN Money)
カメラメーカーのニコンが、新製品の「D850」を宣伝する目的で展開した広告イベントを巡って批判にさらされている。
ニコンの宣伝イベントには、D850を試用したプロの写真家32人が登場する。
問題は、その32人全員が男性だったことだった。
写真情報ブログの『Fstoppers.com』がまずこの話題を取り上げ、このカメラは男性専用なのだろうかと皮肉った。
続いてツイッターなどソーシャルメディアでも批判の声が高まり、『ニコンはD850の女性バージョンは発売しないの? ピンク色とか?』(アマチュア写真家のフアン・カルロス・ムニョス氏)などと揶揄するコメントも。
女性フォトジャーナリストのリア・ボス氏は、ニコンのカメラを愛用する米国人写真家の立場から、『32人の写真家が全員男性だったことにひどく失望した』と苦言を呈した。
批判を受けてニコンは、「この問題を提起してくれたことに感謝する』との談話を発表し、『残念ながら、私たちがこのイベントに招待した女性写真家は出席できなかった。この分野への配慮が不十分だったことは認識している』と言い添えた。
女性写真家は何人招待したのかという質問には返答がなかった。
直近の年次報告書によると、ニコンの従業員の女性比率はわずか10.6%。2021年までに25%に引き上げるという目標を掲げている。」
全部男性フォトグラファーだった事は、やっぱりちょっと問題だとは思いますが、Nikonさんも。色々大変です。
ジェンダー問題は、アメリカやヨーロッパではセンシティブな事柄なんだと再認識。
所変われば・・・です。
そういう意味では、我々の呼称は「カメラマン」ではなく「フォトグラファー」ですよ。プロのみなさん!
以前からアメリカ映画の最後のテロップ見ていると「Camera Operator」という表記になっています。
そういえば、NikonやCanon,Tamronのプロ担当には女性もけっこういらっしゃいますが、他のメーカーさんて、女性はいらっしゃらないような・・・



by mash_boss | 2017-09-16 07:32 | カメラ | Trackback | Comments(0)
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