人気ブログランキングNikon100周年で開催されたファンミーティングに行って来ました。
今は、Nikonユーザーではありませんが、日本で写真を生業とする者にとっては、日本光学に敬意を表して、行かなければならないイベントです。
現在はNikonユーザーでは無いですが、高校からアシスタント時代までは、ズ〜っとNikonを使っていました。
最初に買ったフィルムカメラのNikomat FTから始まり、中古のNikon F+Motor Drive,Nikon F2+Motor Driveまで、次にニコンを買ったのは、デジタルもD70ズームキット、Nikonの仕事をした時に、ギャラの代わりにD200+18~135mmをいただきました。このカメラは毎日肩からぶら下げて使っていました。そしてD200が古くなったのでD5000を中古で買い、このカメラも毎日肩からぶら下げて使っていました。Nikonとの縁はここまでですが、今年、Nikonのカメラでは無いセクションの仕事を2回程する事があり、D810 と70~200mm,24~70mmをレンタルで使用しました。
最近、D5+105mm1.4をお借りして、D5のしっかりした作りとレンズのすばらしさにビックリしたところです。
会場に入って直ぐの現行のNikonカメラ、レンズが並んでいるトップには、発表されたばかりのD850 が鎮座していました。I AM NIKON自信に満ちた、良いコピーです。
歴史的製品のコーナーでは、名機中の名機Nokon Fが・・・
私が最初に買ってもらったのはフジペットというブローニーフィルムを使うカメラ、そしてCanonetになり、一眼レレフはTopcon RE superが最初です。当時としてもレアなTopcon RE superを選んだのは、当時唯一のTTL開放測光機能を持ったカメラだったからです。それも一眼レフのミラーに細いスリット切り、その隙間から入ってくる光を量るというかなり凝ったカメラでした。でも欠点は壊れる事。何回か都電に乗って、板橋区の小豆沢にあったトプコン・東京光学まで修理に行きました。
それから2年程してTopcoat RE superにまいって、壊れない事とTTL測光という事で選んだのNikomat FTでした。お小遣いを貯めて、お年玉を貯めて買いました。期待に違わず壊れませんでした。
そして、大学になりやっと手にいれたのが、中古のNikon F+Motor Drivedでした。学生闘争の催涙弾の下を一緒にくぐった相棒でした。
カメラ雑誌の各編集長が
Nikonについてのあれこれを・・・
大阪でもあるそうなので必聴です。ちなみに大阪でのこの司会は、このブログにも登場するモモちゃん事、フォトグラファーの桃井君です。
Nikonファンが集まるのですからこうなります。何故かCANONのストラップも・・・ 勇気あるな〜 かくいう私もNikonでないカメラで写しました。(今はニコン、持っていないのです。かといってスマホで写すのは・・・)
電子部品を使っていない時代の、機械工学時代のカメラの分解、組み立てを見せるというコーナーもあり、そこにはかつての名機がずらりと並んでいました。感動です。
正しいニコンFは、このマーク時代の物なのです。
1949年から1968年まで使っていたマークです。NikonF 12年の歴史のなかで後期の製品はこのマークでは無いと思います。
ファンミーティングの物販コーナーは飛ばして、次に向かったのは恵比寿の都写美の隣のホールで開催中の写真展、本日最終日の「写真家チェ・ゲバラが見た世界」です。
ごらんの用に長蛇の列で、1時間と少し並びました。
私の年代ならいざしらず、今もゲバラがこんなに人気があるなんて・・・ やっぱり、最近のキューバ人気と関連しているのでしょうか・・・ それにゲバラはハンサムです。
ゲバラの革命家、政治家の評価は別として、行動はロマンチストです。そこが受けるのでしょう。
この写真展は、映画のプロモーションもかねているようです。
写真展に展示されていた、ゲバラの愛用機は、NikonS2でした。
大きいレンズが気になりました。
Nikkor N F1.1 50mmでした。
このレンズ、初めてみました。F1.1なんてつくっていたのですね。
これまで、製品化されたNikonの写真用レンズでは、一番の明るさだそうで、1200本作られたそうです。このカメラとレンズがどういう経緯でゲバラに渡ったのか、興味あります。
撮影中のゲバラです。
手にしているのは、Nikon S2+Nikkor N F1.1 50mmです。
本日は、Nikonデーでした。