無くなった職業   2月22日(水)  5962


無くなった職業   2月22日(水)  5962_b0069507_242652.jpg今日は、画像調整の日でした。
最初は人物写真のRawデーターを色調整し、現像してトリミング。
次に、建物の画像の、垂直・水平の修正と色調整、暗部とハイライトの調整。
最後は編集プロダクションから戻ってきた、使用するカットの色調整をしました。
この3つの作業、これまでに時間を見つけては処理をしていたのですが、本日はフィニッシュに向かって画像処理の日にしました。結局、Macの前に座っていたのは7時間程でした。
今日は、7時間でしたけど、トータルはどのくらい時間がかかったのでしょう?
フィルム時代のカラー写真は、撮影後はそれぞれのプロフェッショナル作業の世界で、フォトグラファーにはアンタッチャブルの世界だったのです。それが今は・・・
撮影後にイメージしたとおりに仕上げられるデジタルの良さもあれば、フィルム時代はしなくてもよかった作業をしなければならなくなった事もあり、デジタル写真の功罪、色々あります。
写真がデジタルになって、無くなったプロの職業があります。
それは「レタッチャー」?? 今のレッタチャーでは無く、フィルムやプリントに「手作業」でレタッチする、レタッチャーです。
そもそも、フィルム時代のレタッチャーさん、そんなにいらっしゃいませんでした。
私が知っていたのは2社。
お願いしていたのは、青山の骨董通りにあったツチヤカラーレッタチ。
いつも、目を赤くして仕事をしていた、ツチヤさん、お元気でしょうか?
フィルムで撮影して、スキャニングしてデジタル化していた時代。フォトショップが台頭してきた頃「デジタルのレッタチってどうですか、始めようと思っているんですよ・・・」と話していたのが忘れられません。あの頃を最後に、レタッチをお願いしなくなりました。フィルムで撮影しても、デジタル化するようになったのです。
フィルム時代、商品撮影等の背景にゴミが落ちていて、どうしてもそれを消さなければならないなんて事になると、時間も経費もかかります。だから、アシスタントは丁寧に撮影商品のゴミをおとし、撮影バックのゴミをきれいにしました。それにひき替え、今の・・・(オーット 愚痴になるから止めます。)
大きな撮影になると、フィルム時代でもレタッチャーさんに撮影前に相談をしていました。
私が一番レタッチャーさんにお世話になったのは、漆の螺鈿のタンスと家具。当時、一棹数百万する商品のカタログ撮影。撮影前からツチヤさんに相談して撮影をすすめたのを、思い出します。
※もし、現役のフィルムレッタチャーさんがいらしたら、無くなった職業と書いてすみません。お知らせください。表現を変えます。



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by mash_boss | 2017-02-23 07:26 | 写真 | Trackback | Comments(0)
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