ペンタックスの復活  6月19日(日)  5683


昨日、APA・公益社団法人日本広告写真家協会のPENTAX K1のセミナーに、最後までいられませんでしたが参加をしました。
PENTAX 今はリコーの傘下に入りましたが、私の世代にとってはアサヒペンタックスのイメージの方が断然強いのです。
私がカメラに興味を持ち始めた小学生の頃、ペンタックスはあこがれのカメラでした。たしか、あの頃はPENTAX S2〜SPだったと思います。ペンタックスS2スーパーとミノルタSR1、あこがれでした。Nikon Fは超高級カメラで夢のまた夢でした。

b0069507_3233190.jpg1961年に発売されたPENTAX S2 標準レンズ付きで¥35,000,-。当時の大卒初任給平均が¥14,800,-だったといいます。その2.3倍もしました。ちなみに、1959年、Nikon Fが発売された時の50mmF2付きの価格が¥67,000,-。当時の大卒初任給平均が¥11,000,-というのですから、その6倍の価格でした。
今の大学進学率は50%前後、1960年の大学進学率は17.2%だったというのですから、大卒初任給をもらえる人は、今よりかなり少なく、一眼レフカメラがいかに高かったかわかります。
今の感覚でいくと、Nikon Fを買うという事はライカのMシリーズのデジタルカメラを買うのと同じ感覚だったのかもしれません。
私がプロへの道に入ったとき、PENTAXの35mm機はプロユースの範疇には入っていませんでした。プロにとってはPENTAX=6x7でした。その後、フリーになって何年かして発売されたPENTAX645もプロの間で使われました。
そのPENTAXがデジタルになり、いよいよ35mmフルサイズ、3600万画素という仕様で「プロ」を意識したK1を発売しました。それ故に、昨日のAPA・公益社団法人日本広告写真家協会本部でのセミナーになりました。
バッテリーグリップを付けた、K1は質感も良くグリップのホールディングもよく「使えるな〜」という印象です。高いレベルの防塵防滴も備わっています。更に進化したリアルレゾリューションも、ローパスフィルターの効果を選べる、ローパスセレクターというのも付いています。もちろん回折補正も備わっています。そのかわり、アマチュア向けといっていい、広告系のプロにとっては仕事では殆ど使わない色々なフィルターや肌色補正も装備されています。このへんは完全にプロやアドバンスアマチュア向けと割り切れなかったのでしょう。それはそれとして、広告系のプロにとっての関心事は、C1のティザー撮影に対応しているか、または予定があるか? 今回はライトルームには対応しています。
もうひとつはプロサービスがどこまで充実するか? SONYとフジもプロサービスを始めたり、始めようとしています。
プロにとってはカメラだけではなく、インフラも整っている事も重要なのです。
メーカーさんは、今年に入りコンパクトデジタルカメラを除くカメラの対前年月比の売り上げ減少と嘆いていますが、我々プロも大変なのです。
例えば、フィルム時代のNikon Fは10年周期くらいで新型になりましたが、デジタルになって、新型が長くても3〜4年周期で、それも前の型より確実に優れた製品が出てくるので、お財布大変なのです。
PENTAX、ここ10年近く、サムソンの傘下に入るといわれたり、HOYAの傘下になったり、結構大変な時期でしたが、リコーの傘下になり落ち着いて物作りができてきたという感じです。
これからのPENTAX、ミノルタ無きあとNIKON、CANON、PENTAXの一眼レフ老舗として大いに期待します。
ミラーレスは、コモディティー化していて世界中で作る事ができますが、一眼レフのレフレックス部分は機械工学の部分で、世界で日本でしか作れないといってもいい、物作り日本の大切な技術といいます。がんばれ、PENTAX!!


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by mash_boss | 2016-06-20 07:44 | カメラ | Trackback | Comments(0)
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