今日は朝10時から、Profoto日本の設立10周年記念レセプションに行きました。
ProストロボのProfotoです。
私が、独立して最初に買ったのが、当時確かシュリロが扱っていたPro2でした。新品等買えるはずも無く、レンタルスタジオ上がりの1800wsと1200wsのジェネとヘッド3灯を、安くして貰って¥180,000,-で買いました。
当時の大卒初任給平均が¥105,500との統計があります。2014年の大卒初任給平均が¥200,400,-という事なので、今でしたら、¥360,000,-位になります。
今日、聞いた話では、1968年にスウエーデンで創立したProfotoですが、海外に飛躍する元になったのは、日本だそうです。
創立してまもないProfotoはフォトキナに出展、すると日本向けに100台の注文が入り、会社のキャッシュフローに貢献をし、世界へ飛躍するきっかけになったとの事でした。今でこそ、売上上位はアメリカですが、当時の恩を忘れずというか、その後新製品を出して、Pro2,Pro3,Pro5・・・Pro8となるのですが、Pro4はありません。それは日本では4という数字が縁起が悪いので、4は使わなかったそうです。
では、次のモデルは順当にいけばmPro9になるのですが、9も日本ではあまり良い数字ではありません。どうなるのでしょう?
1970年代の始め、レンタルスタジオのストロボは、アメリカ製トーマスバルカーかフランス製フレンチバルカーでした。この2つのストロボ、実によく「爆発」(ショート)したり、漏電をしました。困ったものでしたが、国産ではコメットストロボもありましたが、当時は使い物にならず、トーマスかフレンチのバルカーしか選択の余地はありませんでした。そこに登場したのがProストロボでした。特徴は「爆発」しにくいストロボ。レンタルスタジオにたちまち広がりました。
現在の東京のストロボ事情は、ブロンとProストロボがトップ2ブランドです。
レセプションの会場は、六本木1丁目にある、スウエーデン大使館で開催されました。
スウエーデン大使館、北欧デザインの国だけあり、なかなかオシャレな建物でした。
以前は、クライアントの関係で何回も、その前を通り目立つたてものだと思っていましたが、中に入るのは初めてです。
スウエーデン大使館のある六本木1丁目や3丁目はここ15年で大きく変わりました。
地下鉄六本木からも神谷町からも遠く、大都会東京の陸の孤島的場所でした。
2000年に地下鉄南北線が延びて、六本木1丁目駅ができて大きくかわりました。今でも変化中です。
写真はスウエーデン大使館から5分程の場所で、画面まんなか右の建設中の建物の所にあったマンションに、独立してすぐに居候事務所を構えました。2年ほど前にはあったのですが、今は六本木3丁目開発プロジェクトで、跡形もなくなりました。
スウエーデン大使館の前です。
以前は、中層マンションと武家屋敷の跡でしょうか、長い塀が続いていました。
変われば、変わる物です。こんなになるなんて・・・
東京は凄いと、改めて感じました。
本日のお土産です。
スウエーデンを代表する、ノーベル賞の晩餐会でもグラスが使用される、オレフォスのアイスキューブでした。
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