新人教育  8月20日(木)  5277


新人教育  8月20日(木)  5277_b0069507_4382725.jpg今日の午前中は、新人教育です。
右は、6月に入社したアシスタントの長井君です。
大阪産業大学を卒業後、大阪でMASHのような写真制作会社に営業として入社、その後撮影部門に移動、アシスタントをしながら、少しづつ撮影も始めたという時点で、東京で勉強することを決意、MASHの「厳しい」採用条件にもめげず、入社しました。
今日は、ビューカメラ+デジタルバックの勉強中。もちろん、アオリも勉強します。
MASHのアシスタントは、各種デジタルカメラの特性と使い方をしらなければなりません。
目的にあった、最善のカメラで撮影をするのが、プロのフォトグラファーです。そのアシストをするのですから、各種カメラの使い方は、当然知っていなければならないのです。
完全デジタル後の若い人は、殆どと言って良いほどビューカメラを知りません。
フィルム時代でも、人物中心のフォトグラファーは、35mmやブローニーフィルムの性能が良くなり、印刷技術が向上するとともに、ビューカメラ≒4X5を使わなくなりました。
私の年代でも、水平垂直が求められたり、商品からモデルまでピントが求められたりの商品+モデルの撮影はビューカメラ+4x5で撮影。広告系のモデル撮影はブローニー、雑誌のモデルは35mmというように分けて使っていました。
商品撮影では、広告、販促系の場合はビューカメラに4x5やブローニーフィルムで撮影というのが一般的でした。
デジタルになり、35mmタイプのデジタルカメラでの撮影が殆どになりましたが、広告系では中判デジタルの出番もあります。その理由はやはり印刷時の画質。5000万画素オーバーや4200万画素の35mmタイプのデジタルが出てきましたが、画素数ではバックタイプのデジタルと同じか、それ以上になっても、受光素子の1つのセルの大きさが違います。実は1つのセルの大きさが大きい程、簡単に言えば画質が良いという面もあるのです。画素数とセルの大きさの関係は結構複雑です。
35mmが高解像度になると、デジタルバックもCCDやCモスの面積の大きい高解像度が使用されるようになっていきます。デジタルバックの世界では6500万画素、8000万画素等という機種も発売されています。
画素数はさておき、ビューカメラでしかできないのは「アオリ」です。高画素数の35mmタイプのデジタルでは、少し絞ると回折現象がおきてしまいます。フィルム時代のように絞りを絞ってピントを稼ぐと画質に影響が出てくるのです。それを防いで広範囲にピントが合わせられ、しかも同時に被写体の「形」の修正ができるのが「アオリ」なのです。簡単なアオリができる専用レンズもありますが、それはアオリの一部ができるだけで、ビューカメラでのアオリはそのアオリの量や種類がぜんぜん違います。PCのソフトでできる修正や、ピント合成とも違うのです。
また、ビューカメラの利点はレンズの選択枝が、多いのです。これも微妙な差が求められるプロの世界では重要です。これからもビューカメラの使い方は伝統工芸技術のような形で残っていくのでしょう。
というわけで、MASHのアシスタントは、色々勉強が必要です。
それは、なぜか?
MASHでは、アシスタントは「強い」スタジオを作る基礎だと考えています。昔から言われる砂上の楼閣にならないためには、アシスタントが重要なのです。

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付録・MASHアシスタントの厳しい募集条件。

デジタル時代になり、写真へのハードルは低くなりました。フィルムも現像代もいらなくなり、モニターで見れば、プリント代もいらなくなりました。シャッターを押せば、結果がすぐに見られるようになりました。携帯電話にカメラ機能がつき、写真を写す人の数、写真の量は、フィルム時代より、世界的にもはるかに多くなりました。写真が簡単写せ、経済負担も少なくなる事により写真が日常生活の必需品の一部になりました。
光を読める才能、画面構成力があれば一定程度の良い写真が誰でも撮れるようになったのです。
それにより、新しいプロ写真家も生まれました。女性プロフォトグラファーも増えました。
新しい、フォトグラファーが生まれる事は良い事だと思います。MASHはそれを肯定します。
しかしながら、真のプロフェッショナルフォトグラファーへのハードルは低くなった訳ではありません。あえて、真のと書かせていただいたのは、容易にフォトグラファーになったフォトグラファーは、寿命が短いようです。自分で、もっと続けたくても続けられない場合も多いようです。
その訳は簡単です。プロのフォトグラファーとしてのスキルや覚悟が弱いのです。
使い捨てされる、ヘナチョコプロでは無く、ちゃんとしたプロフェッショナルフォトグラファーになる道は、今も昔も基本的にはかわりません。天才でない限り修行が必要です。
MASHのアシスタントには、プロのフォトグラファーを目指す事を期待します。
もちろん、個人の持つ、新しい感覚は尊重します。その感覚にプロフェッショナルフォトグラファーとしてのスキルを身につければ、とても強いと思います。

勤務地は東京・新宿区・市谷(防衛省前)です。
撮影内容は商品撮影70%、人物撮影30%です。
経験は問いませが、未経験者の場合かなりの努力が必要です。
東京に廉価なワンルームを借りて暮らせるだけの、必要最小限の給料はお支払いします。
撮影では昼食もつく事が結構あります。仕事で遅くなれば食費の補助が出ます。食べる事には心配はありません。
原則土日は休みですが、ウイークデーはかなりハードです。
学歴は問いませんが、地頭の良さは必要です。数学の必要はありませんが、算数はある程度必要です。デジタル写真ではMacやPcは切っても切れない仲なので、MacやPcがチンプンカンプンの人はMASHのアシスタントには不向きです。
男女は問いませんが、スタジオワークがあるので女性でも、体力とある程度の「力」は必要です。また、照明機材も扱うので男女とも身長は160Cm位は必要です。
早朝ロケの場合、スタジオで前泊という覚悟も必要です。(シャワーは完備しています。)
時間にルーズな方はアシスタントには不向きです。(社会人としてNGです。)
よく、ある程度年齢を重ねた方から、一生懸命やるのでアシスタントになりたという方がいらっしゃいますが、経験上、そういう方で長く続いた方はいませんので、お互い無駄な時間を過ごす事になるので、26歳位までの方にしたいと思います。
アート的写真は自分で写してください。大いに結構です。でも、MASHでは写真は仕事なのです。
広告や販売促進の写真は、共同作業です。広告フォトグラファーは、時として「技術提供者」でもあるのです。
一生食べて生ける技術とシステムを給料をもらいながら学べます。2~3年の修行とおもってください。
そのかわり、入社4ヶ月後から、作品撮影のためにスタジオ、機材が使用できます。
努力の結果、フォトグラファーになれたら、そこから先はもう実力です。東京の広告フォトグラファーのなかには、年間、一人で億の単位を稼ぐ人も何人もいるのです。

募集職種: 撮影アシスタント
仕事内容:撮影助手。スタジオ・機材の維持管理。
資格:26歳位まで(経験不問)。学歴不問。国籍不問(不法滞在で無い事。日本語でコミュニケーションができる事。)
大学卒業程度の学力または写真専門学校卒業程度の写真、カメラの知識、要普通自動車免許。
給料:¥160,000,- 交通費支給。21時以後夕食補助有。
勤務日:月〜金。土日、祝日休み。夏期、年末年始休暇有。休日出勤の場合は代休。2年め以降有給休暇有り。賞与・業績に応じての金額
勤務時間: 原則9:00〜18:00  ロケーションの場合早朝出勤あり。
社会保険完備
※保証人必要。
応募方法: メールで履歴書、職務経験がある人は職務経歴書もお送りください。後日面接日をお知らせします。

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by mash_boss | 2015-08-21 10:46 | 寺子屋 | Trackback | Comments(0)
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