今日の夜は、西麻布のギャラリーEMで開催された、永嶋勝美写真展「散歩の途中で...Ⅶ ̏Souvenir˝」オープニングレセプションへ。
このプリントは、DGSM print(デジタル・ゼラチンシルバーモノクロームプリント)、カラーポジからピクトリコと永嶋さんが開発した専用フィルムを使って、インクジェットプリンターでモノクロネガを作り、銀塩印画紙にプリントした作品の写真展です。
永嶋さんが1980〜1990年代にフランス在住中に撮影したポジを、Nikon D800で複写をしてデジタル化して、それを元にモノクロネガをつくりました。
現在のハイエンドデジカメで、カラーポジを複写したデータは、フィルム時代、製版屋さんで使っていた1億円近くしたドラムスキャナーで、スキャンしたデータより、良いデータが得られるとの事です。
ドラムスキャナーは、もう生産している会社は無いとの話を最近ききました。もし、壊れた場合、修理するにも部品が無くなったら、それでお終いのようです。
ホントに時代は変わります。
乾杯の挨拶は、今年の土門拳賞受賞者のドキュメンタリーフォトグラファーの桑原史成さん。
不思議な組み合わせと思ったら、永嶋さんは、桑原さんのモノクロプリントの先生なのです。
肝心の永嶋さんの写真、とてもお洒落なモノクロ写真です。フランスのエスプリいっぱいの写真です。
ステキな部屋があったら、飾りたい写真が何枚もありました。
永嶋勝美写真展
「散歩の途中で. . . VII "Souvenir - 記憶"」
会期:2014年6月17日(火)〜 7月5日(土)
(日・月曜日休館)
時間:12:00〜18:00(入場無料)
ギャラリー イー・エム 西麻布
〒106-0031東京都港区西麻布4-17-10
TEL.03-3407-5075 FAX.03-3407-5180
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