朝一で、MASHmanagementのフォトグラファー吉川君が、明日使うMamiya RZⅡを引取に来ました。
明日はRZⅡ+デジタルバックでの撮影、使うスタジオは、吉川君が、かつてスタジオマンをしていた、レンタルスタジオFOBOSでの撮影です。
それにしても、RZは息の長いカメラです。
RZの全身のRBは1970年。最終形のRZ67プロフェッショナルIIDの発売は2004年、製造中止はそれから数年後だったような・・・ 何と40年近いシリーズでした。
ハッセルに比べて、武骨で大きくて、デザインも悪いですが、フィルム時代は6x7サイズとレボルビング、ジャバラを使用しての近接撮影可能等が受けたました。 アシスタントの時はワンセット持って行くとカメラバックの大きさに、まいったものでした。
昼過ぎ、銀座Nikonサロンで石川文洋さんの写真展「戦争と平和 ・ ベトナムの50年」を拝見。
本物は凄いです。
「 戦場カメラマン」という変な名前を名乗って、一時TVでひっぱりだこになった人もいたけど、私の世代は「従軍カメラマン」という言葉しか無いのです。
石川さんの写真は、アメリカ軍の兵士にも、民族解放戦線の兵士にも、もちろん農民にも優しい視線です。
それにしてもベトナムは、太平洋戦争終了後70年、日本は平和でしたが、フランスに対する独立戦争、アメリカを中心とした軍隊との戦争、カンボジアとの戦争、中国との国境戦争、そして今回の南沙諸島周辺での中国とのいざこざ・・・ 大変な国です。
写真展を見て、ちょっと複雑な心境で、銀座の表通りに出ると、中華人民共和国からの観光客の皆さんが、お買い物を終わりバスで移動するところでした。何か眼に浸みる光景でした。
私の世代からすると、中国っておかしいです。というかおかしくなってしまいました。
「われわれは偉大な民族だ。5千年にわたる文明発展の歴史の中で、中華民族は人類の文明の進歩に不滅の貢献をしてきた」「中華民族の偉大な復興という中国の夢を実現するため引き続き奮闘、努力しなければならない」なんて言って、尖閣で日本と、南沙でベトナムと、フィリピンとの間や防空識別圏問題等でもご近所さんにちょっかいを出して来るなんて、中国の体制、社会主義・共産主義と矛盾していると思うのですが・・・
社会主義なのに、貧富の差が大きすぎます。本来は貧富の差があってはいけないはずなのに・・・
「社会主義」という、崩壊したビジネスモデルはさっさと捨てたらと思うのですが、そうすると特権階級の人達が困るのでしょう。
中国は、これから5年どうなるのでしょうか? ご近所迷惑だけは止めて欲しいです。
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