今日の午後は、キャノンギャラリー銀座で4月2日(水)まで開催中の野口勝宏写真展「福島の花」を拝見しました。
福島さんは、APAの会員で福島県・郡山市で広告系の写真を写しています。
2011の震災で、スタジオも被害を受けて3ヶ月は何もする事ができず、一時は転職も考えたそうです。そんな時「花」を写し始め、癒されるとともに力をもらったとの事です。震災後、地方公共団体の仕事で被災地等の記録写真を写したのですが、最初はカメラを向けると「こんな時になんだ・・・」等と嫌がられたり撮影拒否をされたりしたとのことでしたが、ある時、お花を持って撮影に行ったら受け入れられて撮影ができ、その後はお花を持って撮影に行くようになり、被災者もお花に癒され、花から力をもらったとの事です。
今、野口さんの写真は、福島県とJR東日本が開催する「福が満開、福のしま。」福島県観光キャンペーンのメインイメージに採用され、福島県内主要駅の駅内装飾や駅ビルのS-PAL、上野駅新幹線ホームなどで使用されています。
磐越西線(485系)と磐越東線(110系)では、野口さんが花の写真でデザインしたラッピング車両が運行されます。ラッピング車両は「福が満開、福のしま。」デスティネーションキャンペーン中の4月より6月末まで運行します。
花の力、写真の力です。以下、写真展スケジュールです。
2014年 3月27日(木)~ 4月2日(水)キヤノンギャラリー銀座
2014年4月17日(木)~ 4月23日(水)キヤノンギャラリー梅田
2014年5月15日(木)~ 5月27日(火)キヤノンギャラリー仙台
2014年6月19日(木)~ 7月1日(火)キヤノンギャラリー札幌
野口さんの写真展の後は、桜の名所、上野へ・・・
このシーズンに上野に行くのは初めてですが、聞きしに勝るというかTVのニュースで見るのより凄い人出でビックリです。
上野に来た目的はここです。
創業明治8年の「韻松亭」です。
「明治6年、政府は欧米諸国の例にならって都市公園建設を計画し、上野公園を開園しました。
その際、公園を訪れる市民のために飲食施設も必要と考え、民間に委託して作らせた飲食店のうちの1つが韻松亭。
明治8年から続く140年の歴史の中では、横山大観がオーナーだったこともあり、内装はリニューアルしているものの、建物自体は明治8年のものがそのまま使われています。」
韻松亭で開かれた、どちらかというとJPS日本写真家協会系の第37回東京生まれ写真関係者「お花見の会」に参加しました。
私は、初めての参加です。私、個人としても東京生まれなので、参加資格はありますが、今日はAPA・日本広告写真家協会の代表として参加しました。
会は江戸っ子写真家・木村惠一さんのご挨拶から会は始まりました。
会の雰囲気は、40才代はは垂れ小僧、70才代でやっと一人前という会でした。
写真家は、お金持ちにはなれませんが、ストレスは溜まりにくい職業です。そのせいでしょうか、みなさん長命です。
韻松亭からの桜です。
ライトアップされた桜とぼんぼりです。
1年前に予約した今日ですが、桜の開花時期とピッタリ一致、めでたしめでたしです。
上野公園は20時で花見は終了という規則があるので、ぼんぼりは20時消灯ですが、暗がりのなかで皆さん、お花見をつづけていました。
来年も韻松亭で「お花見の会」を開くため、幹事さんは宴会終了後、来年の予約をとっていました。
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