ソニーが、5月から有料プロサービスを開始すると発表しました。
正直、どこまで本気かお手並み拝見です。というのは、今のところ、写真関係の団体に関わるSONYの方は、私の知る限り1名で、けっこう大変そうです。
2008年にモスクワに行ったとき、現地のプロフェッショナルフォトグラファーに対する厚遇に驚きました。11月下旬にモスクワに行ったのですが、10月に発売されたばかりのα900を持っているプロが何人かいてビックリしました。当時ヨーロッパではソニーのデジタル一眼レフのシェアは高く、特に旧東ヨーロッパでのシェアは更に高いと聞きました。その当時の日本でのソニー製のデジタル一眼レフのシェアは低かったと思います。
その差が、ヨーロッパと日本のプロサービスの差になって表れていたのでしょう。
ひとくちに、プロサービスといいますが、メーカーさんにとっては、かなりの負担があると思います。
人・物・金が必要なのです。そして、プロセクションが集めた情報を、いかに製品に反映させるか・・・ 開発部門とプロ担当のコミュニケーションが取れる体制になっているか・・・
修理代が安くなる。修理期間が短くなる。代替機材がある・・・ これらのサービスでも、もちろん嬉しいのですが+αが必要です。
今回、プロサービスを開始するという事は、会社として方向転換をしたのでしょう。それには、まずプロ向けカメラが必要です。「国内向け商品の生産は完了いたしました」となっているα900の後継機、必要だと思うのですが・・・
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