
今日は、スタジオライティングレポート。
トップライトです。
モデルさんの頭の上から当てるライトです。効果は一口で言えばモデルさんを立体的に見せて、天気も表現できるライトです。
普通は傘バン・・・ 傘バウンスライトを使います。
これは、通称傘トレ。傘トレーシングです。
バウンスした光をトレーシングペーパーでデフューズして柔らかい光をつくります。
高曇りの時のような光になります。

こちらは、反射面が銀の傘を使って、モデルさんの斜め後からのライティングです。
強めのライトで、逆光気味の効果が作れます。
傘の反射面は白、銀、半透明の3種類あり、通常は白い反射面の傘を使います。
傘を使ったライト、いったいいつからあるのかと、常々思っていたのですが、1978年公開の当時12才のブルック・シールズが出ている「プリティーベイビー」という、マーチン・スコセッシー監督の映画があります。1917年のアメリカ南部の都市ニューオリンズにあった娼婦館街、ストーリーヴィルを舞台にした映画です。その映画に娼婦を写す写真家が出てきますが、その写真家が傘バウンスで娼婦を写しています。もちろん、ストロボではありません。
出て来る写真家は実在の人物で、E・J・ベロックという写真家で「ストーリーヴィル ポートレイト」という娼婦の写真集を出しています。
「プリティーベイビー」は時代考証がしっかりしている映画だと思うのですが、そうだとすれば100年近く前には、傘バウンスというライティング方法があったと言えます。

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