富士フイルムの発表会はX-T1でした。
発表会場は、このところ富士が使っていた渋谷・松涛ギャラリーでは無く、六本木・東京ミッドタウンの本社です。
それだけに、力も入っていました。
社長まで登場して挨拶があったのは、先日、富士フイルム創立80周年だったからでしょうか?
開発や営業の方達の説明の後に登場したのは、フォトグラファーのハービー・山口さん。ハービーさんと、安珠さん、HABUさんの3人がX-T1のCMキャラクターになるとの事。
富士のキャラクターといえば本木さんだったのに、今回は異なる路線のようです。
もちろん、実機も触ってきました。
これが、かなり良いです。
まず、ファインダーが大きくて明るいです。その上、この1.2の明るいレンズ付きでファインダーをのぞくと、クラクラッときてしまいます。
そして、カメラを縦位置に構えると、ファインダーの中の各種表示も縦位置モードに切り替わります。目から鱗の気遣いで、EVFだからできる事でしょう。
個人的には、EVFの見え方がもっとナチュラルの方が良いとは思いました。このへんは、富士さんも色々考えているそうです。
あとは、何と言ってもダイヤルの操作で各種設定ができる事は便利です。何が便利かって、電源スイッチを入れなくても設定ができるのです。
EVF、各社だいぶ改良されてきましたが過酷な条件では、まだまだ一眼レフの光学ファインダーには敵いません。
たとえば舞台撮影のようなコントラストが高く、照明比の差がきつく、逆光のスポットライトなどがあり、ライトの色が多数使われていて、それらが早いスピードでめまぐるしく変わるような条件では、トーンジャンプが起きたり残像があったり、殆ど使い物にはならない経験をした事があります。
このカメラの、クラス最速の0.005秒の表示タイムラグと、0.77倍の見やすい、約236万ドット有樹ELを使ったEVF、どんな性能になっているか楽しみです。
プレスキットです。
色々入っています。
メカニカル的な事は、私の近くに座っていたデジカメのオーソリティー山田久美夫さんが、色々質問をなさっていましたので、山田さんのdigitalcamera.jpをごらんください。
明日は、オリンパスの発表だとか、そしてペンタックスの645Dも、先日エントリーした5000万画素のSONY製CMOSに変わるとか・・・
CP+やフォトキナにかけて、各社まだまだ新製品が出てくるようです。
あとは、宝くじが当たるのを待つだけです。
発表会の後、打合せを済ませ、市ヶ谷の事務所に戻ってきたらこんなものが駐車場に・・・
今日、早朝に出発したロケチームが、寒くないようにタレントさんように用意した温風機です。
モデルさんとタレントさんでは、扱いが違います。
事務所では、レタッチャーの森田君とフォトグラファーの岡安君が打合せ中or雑談中??
こちらは、もう一人のレタッチャー新井君です。
なにやら、真剣に超集中です。
アシスタントの三浦は、モニターとプリンターのキャリブレーション中です。
カラーサンプルをスキャニングするのですが、スキャニングするには、カラーサンプルの位置にちょっとしたコツが必要なので、苦労していました。
デジタルは、撮影は楽になりましたが、レタッチといい、キャリブレーションといい撮影後はフィルム撮影より、フォトグラファーは「はるかに」大変です。
ブログ ランキングに参加中です。
こちらのクリックも、よろしくお願いします。