「思想のための挑発的資料」・・・
ずいぶん、難しいコトバです。
今日の夕方は、JPS・日本写真家協会の広報委員会がありました。
前回の委員会で、何かのきっかけで、写真雑誌「Provoke」を全部持っていると話したら、是非見たいとのリクエスト・・・
そこで、今日持っていったら、こちらがビックリする反応でした。
「Provoke」は「思想のための挑発的資料」というサブタイトルがついた、中平卓馬、高梨豊、多木浩二、岡田隆彦さんによって創刊された写真同人誌です。2号からは森山大道さんも参加しましたが、3号だけ発行されて、お終いになってしまいました。
全共闘世代の尻尾の世代で写真をやっていた者にとって、山岸章二編集長の率いる「カメラ毎日」は、毎月ドキドキしながら、開いた写真誌でした。そのカメ毎でProvokeを知り、買いました。
それから、何十年・・・ 意識はしていなかったのですが、Provokeは手元に残っていました。
今日の反応、興味深いものでした。皆さん、ためつすがめつ外側を眺め、手に取り、自分の気になるページを携帯で撮影・・・
「Provoke」が発行された頃、携帯電話なんて「0011ナポレオンソロ」の世界だったし、まして、それで写真が写せるなんて夢にも思っていませんでした。
はたして、写真って変わったのでしょうか・・・
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