お盆ウイークもそろそろ終わり。来週からは、年末に向かってまっしぐら・・・ 4ヶ月もすれば、クリスマスでお正月です。
スタジオでは、ちょっと遅い秋冬物の撮影中。
使用デジタルバックはLeafです。
今週聞いた、プロとして面白い話。
日本のプロのフォトグラファーで、東京のフォトグラファーがスタジオを持っている率が一番低いのです。それは、世界に東京だけといってもいい、優秀なレンタルスタジオシステムがあるからです。
その、レンタルスタジオですが、一時期、不動産屋さんがレンタルスタジオを結構建てました。
あの、歌う不動産王と言われた、岩手け〜んの人もいくつか持っていました。
当時は、設備も新しく建物もきれいで、人気があったのですが、そのてのスタジオ、最近はさっぱりのスタジオが多いとか・・・ 理由は簡単、設備投資をしないから・・・ 不動産屋さん系スタジオができはじめて、しばらくして、プロの世界にもデジタルが入りはじめました。そして最近では100%デジタルといっていい状況に・・・ レンタルスタジオはそれなりに、デジタルに対する設備投資をしなければならないのですが、資本が不動産屋さんだと、なかなか理解が得られないようで、おまけにリーマンショックと不景気で、スタジオの稼働率は落ちるは、本業は厳しはでデジタルの設備投資が遅れがちに。すると、そこのスタジオマンもデジタルに疎くなって、フォトグラファーからすると、ますます使えないスタジオに・・・ 負のスパイラルです。
MASHのご近所のレンタルスタジオ。オーナーがフォトグラファーなので、建物は古い(失礼)のですが、デジタルの設備は整っているし、アシスタント君もデジタル関係のマニュピレートも優れているので、使いやすいのです。どこの世界にも栄枯盛衰はあるのです。そしてそうなる原因もちゃんとあるのです。イノベーション、忘れてはいけません。
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