現像液が多すぎる・・・ 7月23日(火)3827


現像液が多すぎる・・・ 7月23日(火)3827_b0069507_421949.jpg今日は、現像液のお話し・・・
といっても、E6やCR56のお話しではありません。ちなみに、E6,CR56というのはエクタクロームやフジクロームという内式リバーサルカラーフィルムの代表的な現像液です。
昨年の夏から、APA・公益社団法人日本広告写真家協会では、日本の広告写真作品のアーカイブ化をして、日本の広告写真文化を残すという「大」作業に入りました。
世の中には、星の数程広告が溢れています。そのなかから、コマーシャルフォト誌のマンスリーベストアドに応募された広告作品をAPAが引取り、複写、アーカイブ化をしています。
カメラは5D MkⅢ+100マクロ、Raw撮影をしているのですが、約1年撮りためたRaw画像を現像して連貼りポスターの合成作業を始める事にしました。その作業をボランティアで御願いしたのが、APA会員で電塾やPhotoshopの講師でお馴染みの永嶋サトシさん。
永嶋さんは、Nikon使いでNikonのRaw現像は豊富なデーターをお持ちですが、CanonのRaw現像については研究の余地がまだまだ有るとの事が判明・・・ 複写のデーターをベストに仕上げるのはシビアな作業が必要とわかりました。この事がわかっただけでも、永嶋さんに頼んでよかったです。
まず、Rawデーターをどのソフトで現像すればベストなのかをテストしなければなりません。
通常の撮影とは異なる要素が複写データーにはあるのです。現像ソフトで、通常の撮影よりかなり差がでそうです。純正DPP,評判のC1、国産のSilkypix、Lightroom5、テストをしなければ・・・
「たかが複写、されど複写」で、複写は撮影の基本。やさしそうで、極めるにはなかなか難しいですが、デジタルになり、現像までフォトグラファーがするので、複写データーの現像もかなりハードルが高い事が、遅まきながら本日判明です。
反省事項は、初期の段階でデーターの現像をして結果をだして、ワークフローをキチッと決めておけば良かったです。
でも、消費される広告作品を後生に残す作業は、これからも続きます。これから、ワークフローをきっちり決めて、こちらも後生に残さなければです。
将来のソフトの発達により、古いRawデーターももう一度現像ができて、異なる結果が得られるのもデジタルの特色。ワークフローの改善も永遠につづきます。

※アーカイブ作業は、APAの会員でなくても参加できます。興味のある方はご連絡ください。次回は9月を予定しています。

ブログ ランキングに参加中です。こちらのクリックも、よろしくお願いします。
by mash_boss | 2013-07-24 05:34 | 写真世界等々 | Trackback(2) | Comments(0)
Tracked from 【仕手株】恐るべき注目銘.. at 2013-08-02 14:00
タイトル : 3754 - エキサイト | 【仕手株】恐るべき注目銘柄..
【3754】エキサイトの銘柄情報。インターネットポータル。顧客の女性比率高い。広告とコンテンツが2本柱。伊藤忠商事傘下... more
Tracked from 【仕手株】恐るべき注目銘.. at 2013-10-05 05:44
タイトル : 3754 - エキサイト | 【仕手株】恐るべき注目銘柄..
【3754】エキサイトの銘柄情報。インターネットポータル。顧客の女性比率高い。広告とコンテンツが2本柱。伊藤忠商事傘下... more
<< ポートフォリオレビュー 7月2... アサヒカメラ 2題 7月22日... >>