今日の午後は、ヘアメイクさんのジョブ インタビュー。
作品も素晴らしかったのですが、話がスムーズにできる事に久しぶりに嬉しくなりました。
最近思うのですが、フォトグラファーやヘアメイクといったクリエーターは、それぞれの専門分野はできて当たり前で、それ以外の事で差が結構出るという事です。
その一例が、会話能力や理解力。
一般的に若い人に多いのですが、話していると、会話というより単語の羅列だけになっている人が、結構多いようです。クリエーターも例外ではありません。
また、クライアントやADが何を言っているか、言いたいのかを理解できているのか、できていないのか不安になってしまう、若いクリエーターも少なからずいます。
特に最近、理解力、読解力が必要だと感じるのはレタッチャーです。提出したレッタチ途中のテストプリントは、クライアントから「赤」が入って戻ってきますが、赤字で書かれた要望を理解しレタッチに修正を加え、さらに最終段階ではクライアントがたちあって、細かなレタッチ修正をして仕上げます。
相手が、何を言いたいのかがわからなければ、的外れな修正をして時間ばかりかかります。
では、総合的な理解力を高めるに、いちばん簡単にできる事は、極論ですがスポーツ誌以外の新聞をちゃんと読む事でしょう。
LINEでスタンプだけで会話をしているというカップルがTVで紹介されていましたが、独断と偏見ですが、これではダメです。
さて、今日のヘアメイクさんは、何と早稲田の第一文学部で横光利一を専攻して卒業後メイクの学校に行き、ヘアメイクさんのアシスタントに就き、さらにロンドンで2年修行をして、今があります。
複雑でワールドワイドになった現代社会では、ジェネラリストからスペシャリストになった方が、成功するようです。
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