今日は、大学のゼミの先生が3月末で定年退官になるので、謝恩会が開かれました。
場所は、同窓生が経営する新宿の浪漫房。
退官される先生は、和光大学表現学部芸術学科の柊教授。私が在学していた頃は、人文学部芸術学科という名称でした。
私の卒業した、人文学部人間関係学科はすでに学部も学科もとうに無く、名称も教える内容も変わったようです。
昭和50年(1975年)の卒業生から、平成25年(2013年)今年の卒業まで38年間の卒業生30人ちょっとが集合。遠くは、岩手県盛岡市からも参加者がありました。
挨拶しているのは、先生の奥様です。
私は、学部は人間関係学科を卒業後、芸術学科の専攻科に進学、柊ゼミに入りました。半年ほど在学して中退、プロの写真の世界に入りました。
浪漫房には、先生のデザイナー時代の作品のミニチュア版がありました。
ポスターの時代は1968年。新宿・花園神社には唐十郎さんの紅テントの状況劇場があり、ATGの映画館があり、西口地下広場のフォークゲリラ演奏会があり、10.21新宿騒乱があった年代です。
東京オリンピックから4年、高度経済成長の真っ最中で、毎年10%以上経済が伸びていた頃で、今の中国と同じ、未来への希望はタップリありましたが、四日市公害や水俣の公害問題が世間を騒がせた事も今の全く同じ。中国もアチコチで為政者に対する暴動が起きているようですが、それも同じです。
決定的に違うのは、報道の自由はあったし、世界へも東京や日本の情報が為政者の妨害無く流れていた事です。
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