営業から「うちのWebが、見えないと明日打合せするクライアントが言ってます。」と電話。
またアレか～・・・
コンプライアンスとガバナンスとセクハラのせいで、ある言葉がWeb上にあると、見られなくなる企業が、結構あるのです。
それは、最初は、外資系の企業から始まりました。2000年前後だったと思いますが、クライアントだった、今は無き旧日本ポラロイドの担当者から「MASHさんのWebが、見られなくなりました。」との連絡がありました。
当時のwebには、女の人がお洋服をお召しになっていない状態の写真と、そのような状況を表現する言葉「ヌ×x」が載っていたのです。
「写真の会社なのに?!」「ヌ×x写真だって、名作もあるんだ～！ マン・レイやメープルソープの写真見た事ないの～･･･」
それからは、馬鹿らしいと思いつつも注意はしていたのですが、今日の電話です。
おかしいな、と思いながらもWebをチェックしたら、ありました。
MASH managementの女性フォトグラファー、間野真由美のプロフィール欄に、妊婦ヌxxを撮影している事が日本語と英語で書いてありました。こんな事が検索にひっかかるんだ〜。
不本意ながら、とりあえず修正をしましたが「妊婦ヌxx」「maternity nxxx」に変わるものが無いので、何とも奇妙な文章になっています。
これまでの男性優位社会、女性から見れば、いままで不愉快な思いをしていたのでしょう、それは解るのですが･･･ 半分納得半分変な話だと思います。
フォトグラファーからすれば、アートのヌ×x写真だってあるんだとも言いたいですし、うちは、写真の会社なのです。
これって、アメリカ発の現象ですよね。TPPに加入したら、こういう事もっと増えるんでしょうか･･･（笑）
そういえば、このエキサイトブログも最初の頃はヌ×x写真を掲載すると削除されて、それと戦っているブロガーさんもいらっしゃいましたし、今、フェースブックで戦っているフォトグラファーもいるのです。
メディアでは中国や北朝鮮は政治的理由で、民主主義国はいろんな理由で言論・表現の自由が規制されるのです。
※今日掲載の写真はMASHmanagementの八木規仁、間野真由美の写真を元に制作しました。
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