今日は、APA・公益社団法人日本広告写真家協会でボランティア。
「広告は時代を映す鏡」という言葉があります。と同時に広告写真は消費される写真です。
APAでは、消費される広告写真を残すためにポスターや車内吊りを集めています。広告写真とTVCF等の専門誌「コマーシャルフォト」誌の協力で、同誌のマンスリーベストアドという連載に応募してきたポスター類を保存しています。保存し続けたポスターをデジタル化する為の作業の第一回を本日開始しました。

APA事務局の会議室に複写セットを組みます。
丸めて保存してある最大B倍のポスターを簡単に、正確に複写用に貼り付けるために使うのが、B全までのポスター類を静電気を使って貼る装置を2つ並べて使います。
そのためには、枠を一辺外さなければならないので一工夫です。

セットはこんな感じです。
壁も白、天上も白なので、光は良く回ります。
典型的な複写ライティングでOKでした。

今日使ったストロボです。
APAの賛助会社のコメットさんに少し前のモデルでもOKですから、この事業のために、ストロボを長期に貸してくださいとお願いしました。
3200w/sのジェネと新品のヘッド2つを長期間お借りする事ができました。
この他にも、会員の坂本さんからもコメットの5000w/sのジェネとヘッド2つを提供していただきました。
これで、ゆくゆくは複写2セット組めます。

準備も整い、後は淡々と作業をしていきます。
今日は、実質3時間で100枚のB倍ポスターの複写ができました。
今日の参加者は私をいれて4人。プロ中のプロが作業をするので、何の問題はないのですが、最大の問題は「飽きてしまう。」事です。
普段は、もっと複雑な撮影をしているので、複写って正直飽きます。
でも、こんなポスターもあったのかと驚く事も結構ありました。
写真を学ぶ学生さん、手伝ってくれませんか?勉強になりますよ。 条件は完全ボランティアです。(APA、予算少ないのです。)
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