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会期があと1週間にせまった、「スナップショットの魅力[かがやきの瞬間]」に行ってきました。
前回見忘れた、都写美の3Fの展示です。
今回の都写美の3つの展示、全て良かったのですが、3Fが「収蔵作品展 [かがやきの瞬間]スナップショットの魅力」2Fが「日本の新進作家展vol.9 [かがやきの瞬間]ニュー・スナップショット」両方とも[かがやきの瞬間]というキーワードが目立つチケットのデザインが似ていて、わかりにくかったのが×です。そんな事はさておき、3Fの展覧会は広く浅く、世界のスナップの歴史、トーン&マナーを学べます。そのなかでも、私はポール・フスコ「ロバート・F,ケネディーの葬式列車」(25点)が私には最高でした。正確にはスナップより目的を持ったドキュメンタリーなのでしょうが、ロバート・F,ケネディーの棺を乗せた列車の上から、沿線の棺を見送る人々を写した写真なのですが、25点全部の写真から違う物語が読めます。そして、アメリカの素朴な人々の感情が伝わってきます。広告とは対極にある「写真の力」です。写真って写さなければ何も始まりません。
PS.とはいうものの、個人情報意識が強い日本の都会ではスナップ写しにくくなりました。写真学校で、街で街の人々を写すという課題が、だいぶ前からできなくなったと聞きます。デジタル以外でも「写真の危機」はあるようです。でも、このところ、個人情報意識が特に強くなったのは、Netによる、いろんなものの「流出」という側面があるのも確かです。やっぱりデジタルです。
写す側の権利を書いた本が、どこかから出ていたような気がします。
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