お気に入り・・・ 今年のオモチャ。12月30日（水）2019

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今年も後2日でお終い。
皆さんにとっては、どんなとしでしたか？　MASHにとっては、結構大変な年でした。リーマンショックから続く不況の影響による、広告不況がジワリと響きます。また出版でも、特にファッション系雑誌の経費締め付けにより、エディトリアル系のフォトグラファーにとっても厳しい状況です。
「大変だ、厳しい」とぼやいていても何もなりません。当たり前ですが、こういう状況の時ほど、新しい事はやりやすいし、改革もしやすいのです。MASHも改革の真っ最中です。不思議なもので、動けば周りも変化をしてきます。
最近、「改革」を思う時に、楽天の野村前監督がTVに出て心に残る言葉を言っていました。
「心が変われば態度が変わる。態度が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。運命が変われば人生が変わる。」これです。！「カメラが変われば・・・・」
というわけで、最近、スナップ用カメラの増強と入れ替えをしました。
仕事では、CANONを使用していますが、記録用、スナップ用には別のカメラを使っています。
これまでは、Nikon　D200とOlympus E520を気分に応じて使用していましたが、この暮れに思い切って変えました。
Olympus PEN E-P2とNikon D5000に変えました。
E-P2はコンパクトデジカメと同じ役割として、D5000は18mm〜200mmのレンズを生かすためです。
D200 は2006年にフォトエクスポのNikonのブース用に作品を提供したときに、ギャラとしてD200と18mm〜200mmのセットを受け取りました。それ以来、殆ど毎日（CANONさんに行くときには、持って行きません。ルールです。）肩からぶら下げていたのですが、現在のカメラに比べて、高感度時のノイズが気になります。以前は、我慢をしていたのですが、最近の高感度までノイズの少ないカメラを経験すると、もうだめです。18mm〜200mmを残しつつ、ボディ−を変えようと色々悩み、お財布と相談した結果、D200を下取りにだして、D5000の中古を手にいれました。
D5000を選んだのは、バリアングルの液晶パネルである事につきます。
D200はMAPカメラで、外観はボディー底面がところどころ剥げているし、取説、附属CDも液晶カバーもアイピースカバーも無い状態で、＋10％の下取り交換ポイントを加えて￥27,500,-で引き取ってくれました。D5000は18mm〜55mmレンズ付きで、￥51,800,-の程度のいいものでした。箱も、付属品も全てそろっています。保証書も使っていない状態でした。D5000を手にいれてみて、改めて感じるのは、３年という年月は、デジタルカメラをこんなに進歩させるのかという思いです。デジカメの巨匠フォトグラファーの桃井君が「デジタルは新しいもの程良い」といっていた事に、大いに納得です。
P2は、何と言ってもライブビューファインダーです。P1を買われた方には申し訳ありませんが、ライブビューファインダーが有ると無いとでは大違いで、カメラとしての撮影スタイルができます。
コンパクトデジカメより大きいですが、一眼レフよりコンパクトで、各種メーカーのレンズが遊び心で使用でき、同等の画質が得られるカメラです。このジャンルのカメラはフィルムカメラには無かったジャンルです。
道具もそろったし、後は「何を写すか？！」です。これが一番問題です。

最後に野村監督の座右の銘は「財を遺すは下、仕事を遺すは中、人を遺すを上とする。」
な〜るほど、これも奥の深い言葉です。

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