戦後の日本の広告写真のパイオニア的存在であり、現日本広告写真家協会功労会員の杉木直也氏が12月18日朝、逝去されました。80才でした。通夜、葬儀等は密葬の予定。
杉木先生は、私の2番目の師匠です。杉木先生は、日本の戦後の近代広告写真のパイオニア的存在でした。また、今年、映画『ゼラチンシルバーLOVE』の監督をした写真家・操上 和美氏の師匠でした。
原宿にあったセントラルアパート(今のGAPのビル)に、最初にクリエーターとして事務所をもち、大型ストロボを日本で最初に使用したり、ADC賞を写真家として初受賞し、’68年はNYに進出、'70年大阪万国博覧会のチーフカメラマンを務め、’75年には目黒の柿の木坂にスタジオを構え、活躍をしていました。現役を離れられた後は、後輩の指導にご熱心でした。 合掌。