心が痛む。10月24日(土)1948
昼、葬式に出席。
仕事先のプロダクションの社長で享年55歳でした。
このプロダクションのNo2は女性で、私の大学の後輩になります。
昨年の夏前に某女優さんを撮影しましたが、その時には社長は元気でした。10月に後輩と地方にロケに行きましたが、その時に、何日か前に社長が腰に激痛が走り入院、結果は癌だったと報告を受けました。ロケ中に「冷たいようだが、会社の後継者はいるのか、No2は君だから何かあったら継ぐの?覚悟はしといた方がいいよ。」等と話しました。
その後、仕事で会うたびに様子を聞くと、調子の良いときには会社に出てきているとの話だったのですが、22日に訃報がFAXで入りました。
残されたのは、奥さんと障害のある19歳のお嬢さんがひとり。
広告・出版不況時の今日この頃、会社にはそれなりの借り入れがあるとの事で、中小零細企業の常として亡くなった社長が連帯保証人になっています。どうやら残された会社は整理も考慮中のようで、遺産相続をした場合に負債が資産を上回る事もあり得るので、相続放棄も視野に入る様子です。
悲しみとともに、現実は現実としてあります。
55歳は若すぎます。何があっても色々な事柄が決着する70過ぎまでは生きなくてはと、葬儀に出席したもう一人の男子後輩のプロダクション経営者としんみり話しました。
それにしても、残されたご家族の事、気になります。棺に蓋を閉めるときに、お嬢さんが小さな声で「ありがとう」といった声が心に残ります。 合掌。
by mash_boss | 2009-10-25 05:41 | 日常生活 | Trackback | Comments(3)
Commented by tes_music_system at 2009-10-25 07:17
いい人は早く逝くって言うけど、いろんな想いを残して逝ったんだろうね。
娘さんの言葉に救われる思いです・・・・(合掌)
Commented by saxboss2 at 2009-10-25 09:40 x
mash_boss様の仕事や人生に対する真摯な姿勢がにじみ出てるようにかんじました
Commented by masabike at 2009-10-25 09:49
心が痛みます。フリーランスで仕事をしていると障害がたくさんありますが、健康が一番大きな問題です。55歳は心が痛みます。明日はわが身かもしれません
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