秘密保持契約書。仰々しいですが、我々広告系写真事務所やフォトグラファーがサインする書類です。今週、代表者として一本サインしました。
この契約書、どんな物を撮影しているかを口外しない。時にはクライアントの名前も口外しないなんて言うのもあります。約束を破って口外したらペナルティーを課しますよ、という書類です。
秘密保持の観点からフォトグラファーによっては、採用するアシスタントに保証人を求める人もいます。
新製品発売でも、我々、写真撮影の場になるころは最終段階なのでまだ「楽」なのです。
知人に工業デザイナーがいますが、製品開発の初期からかかわる彼らはもっと用心深いです。以前聞いたところによると、仕事上融資を受ける場合は、銀行から融資を受けると仕事上の事が漏れる可能性があるので、できるだけ公的機関から融資を受けると言っていました。
もう随分前です。ホームページが一般的になりつつある頃で、ブログなんて無い時代です。某フォトグラファーが某メーカーの携帯電話用の撮影をしたと、自身のホームページの撮影日記で書いてしまいました。ところが、そのメーカーさんは当時、まだ携帯電話を発売していなかったので、代理店を中心にちょっとした、騒ぎになった事があります。彼が秘密保持契約書を結んでいたかどうかはしりませんが、一般的にこの契約書の意味合いがわかっている、つまり口が堅いのが広告系のフォトグラファーです。
というわけで、このブログの説明「秘密の撮影も多いのですが、各方面OKのものを掲載。プロの世界を少しだけ覗けます。」となるわけです。
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