土曜日の10時過ぎ、所用でスタジオに・・・
昨日まで、3日間某所で仮設スタジオを組んで撮影をしていた、岡安、池島チームが金曜日夜遅く戻ってきた様子で片付け途中でした。
スタジオの奥では、アシスタントの太田君が爆睡中でした。
こうやって、アシスタントは強くなり、やがてスキルをたくさん持ったフォトグラファーになっていくのです。
フォトグラファーのアシスタントは「危険」「汚い」「きつい」の3Kとはいいませんが、「きつい」「帰れない」「給料が安い」の新3Kの内の「きつい」「給料が安い」の2Kである事は間違いありません。
なぜ、「きつい」「給料が安い」なのか? アシスタントはプロのフォトグラファーになるための「一過程」であり、「職業」ではなく一種の「修行」だからです。前にも書きましたが、自分のアシスタントをフォトグラファーにしたくなければ、「楽」で給料を人並みに払えば99%フォトグラファーにはならないといっても、過言ではありません。
給料が安いといっても、大卒初任給の75%です。撮影になれば、昼食、夕食がつく率は高く、一定期間以上勤めれば、スタジオでの作品撮影、機材利用ができる事になります。
3年位、みっちり修行をしてフォトグラファーになれれば、後は全て自己責任、目的にあった良い写真を写せば稼げるし、目的に合わない写真を写せば稼げないという、至極明瞭なストレスの無い世界がまっているのです。
初代、横綱若乃花は「金は土俵に埋まっている。」といったそうですが、フォトグラファーも同じで「写真に埋まっている」のです。
ガンバレ! 全アシスタント諸君!
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