今日は、午後の時間を全部使って、原宿のMASHmanagementのマネージメント希望フォトグラファーを4名面接しました。2名の方が、即戦力の現役フォトグラファーで、その内の一人、女性のフォトグラファーとのマネージメントを即決です。
1人につき、40分~1時間位かけて、作品を拝見しインタビューをします。結構エネルギー必要です。でも、エネルギーを使うだけでは無く、エネルギーを頂ける事もあります。
偶然ですが、2名の方とも日本以外で教育、生活をした経験のある方でした。今日の女性フォトグラファーは、作品も将来性があり、面接をしていて「しっかりしてるな~」と感心する事ばかりでした。ロンドンの大学で写真を学び、ロンドンで仕事をして3年前から東京で仕事をしている方で、自分の意見をしっかり持っている方で、こちらも、エネルギーをタップリ頂けました。
今日の面接ばかりでなく、このところ地方でフォトグラファーをしていて東京で仕事をしたいという若いフォトグラファーの方と、何人か面接をしました。正直いって「厳しい」と思う方達ばかりでした。
もし、東京である程度のレベル以上の仕事をしようと思うなら、遅くても20代半ばまでに苦労覚悟で東京に来て、東京のスタイルに慣れて、仕事以外の「作品」と3年は暮らせる資金がないと、チョッと無理かなというのが感想です。それと、東京にしかない「雑誌」の仕事の研究をする事も必要です。
日本で教育を受けようが、外国で教育を受けようが、目的と手段がはっきりしていて、調査能力があり、行動力があり「才能」というスパイスを「少し」持っている人が、広告系、エディトリアル系のプロフェッショナルフォトグラファーに向いていて、伸びていくようです。この道、29年の経験です。
ドキュメンタリーやアマチュアのフォトグラファーはこの限りではありません。
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