今日の撮影商品は温度に注意しなければならない商品です。そのため、商品を保管しているBスタジオは暖房禁止です。夏にこの商品を写すときには、スタッフがいなくなる夜でも冷房はつけっぱなしで帰ります。
撮影商品の管理は「物撮影」では大切な要素です。大きな撮影では「商管」さんという係りの人達が重要な働きをします。
例えば、オフイス家具のカタログ撮影等では、大きなセットを幾つも組み撮影をします。このセットにはこの家具をこんな感じで配列するなんて事を事前に打合せたとおりに、手配をするのが商管さんです。スタジオへの搬入時期を決め、家具を組み立て、配置し、撮影後分解し送り出す。ひとつでも、欠品があれば、その撮影は遅れてしまい進行遅れるばかりでなく、コストもかかります。また、間違った商品を並べたり、間違った組み立て方をすれば再撮にもなってしまいます。
小規模の中元や歳暮といった箱物撮影では、フォトグラファー側が商品管理をしますが、その場合、チーフのアシスタントがかなりの役割を果たします。アシスタント君達は、商品管理をしながら、段取りの組み立て方、学んでいきます。
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