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う〜ん 悔しいな〜!! 4月20日(木) 6018


b0069507_1655364.jpg昨日、今日と新製品がいくつか発表されました。
何といっても、SONY α9発表はビッグニュースです。
以前、お話を聞いた某メーカーさんは「東京オリンピックまでは一眼レフだろう」と言っていましたが、α9の連写スピードやAFのシステムを見ると、東京オリンピックはどうなるのだろうと思います。
あとは、ミラーレスカメラが持つ独特の弱点を、SONYがどのくらい克服しているのでしょうか?興味津々です。
このカメラの登場によって、2020東京オリンピックがどうなるかが楽しみです。
CanonやNikonの対応はどうなるのでしょう?
b0069507_178559.jpg私にとっての関心事はこちらのカメラ、フジのインスタックスSQ10 です。
デジタルカメラで写した画像をチェキにプリントアウト、しかも新発売する正方形のチェキフイルムにプリントアウトするというカメラです。そして、撮影したデーターはマイクロSDにも保存できるのです。
実は、以前、同じようなカメラをポラロイドが試作していたとおもいますが、陽のめをみる事はありませんでした。
その頃、2000~2004年位だったと思いますが、写メやコンパクトデジタルカメラが台頭してきて、ポラロイドに代表されるインスタントフイルムは将来どうなるかとささやかれ初めていました。
でも「本当の即時性は写してその場でプリントができるインスタントフィルムにある」というコンセプトで、広告を展開していました。
ポラロイドは、その後アメリカの連邦破産法で破産してしまいました。
それから、十数年、当時のライバルがより完成した形で、SQ10を発表しました。しかも、フィルムがポラロイドSXシリースを少し小さくした、正方形のサイズです。インスタグラムをはじめとして正方形が若い人に人気があるという事です。
インスタントフィルムの即時性の優位さを、今回はフジフイルムも言っているようです。
もっとビックリしたのは2017年の世界のコンパクトデジカメの出荷台数が1000万台程度なのに、チェキは2013年3月には160万台だった販売台数が2017年3月期には660万台、来年の3月期には750万台を目指すとか…
実は、2009年のCESで、新生ポラロイドがポラロイドが開発したプリント方式のプリンター一体型のデジタルカメラを出しているのに、世間は全く関心を示さなかったようです。期は熟していなかったのでしょう。
世の中「たら、れば」を言ってもしょうがないけど、以前のポラロイドがもう少し頑張っていれば…
我々、ポラロイド広告制作チームは「即時性、楽しさ」を前面にフジに負けない広告を作っていただけに、悔しいです。
でも、ここは、インスタントフィルムを残し、正しいマーケッティングで再びヒット商品にして、デジタルとも融合させたフジフイルムに脱帽です。
あまり関係はないかもしれませんが、東芝のメモリー部門、どうにか頑張って日本に残して欲しいです。10年後、あの時売らなければとなっていると思います。



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by mash_boss | 2017-04-21 07:23 | カメラ | Comments(0)
輪廻・・・  9月17日(土)  5806


b0069507_362621.jpg20日から始まるフォトキナに向けて各カメラ会社、新製品を発表していますが、私が一番驚いたのは「Leica SOFORT」。ライカ版チェキです。
ボディー背面に「DESIGNED BY LEICA CAMERA GERMANY」と入っていて、デジカメWatchによると「チェキ instax mini」シリーズに通じる部分が見られる、との事なので、フジのOEMなのでしょう。
日本での価格は税込3万4,560円との事なので、気軽に買える唯一のライカです。
ライカ、ここ10年でコンパクトデジカメからデジタル中判カメラまでデジタル一眼レフも、モノクロ専用機も、ミラーレスも、レンジファインダーデジタルも、そしてフィルムカメラもラインナップにある、世界で唯一のカメラメーカーになっていましたが、Leica SOFORTインスタントカメラまで揃えて、完全制覇になりました。ライカも変われば変わるものだと思うとともに、どんな製品でも「ライカ」らしさを保つ、「ブランド」力は凄いです。
ライカ版チェキの「Leica SOFORT」に、私が感慨ひとしおなのは、かつて、フジフィルムに破れた日本ポラロイドの撮影をシャオから大判20x24まで、四半世紀にわたりしていたからです。
インスタント写真と言えばポラロイドしか無く、NHKも「ポラロイド」と言っていた時代があり、やがて引き剥がし式のインスタントフィルム市場に、フジがフォトラマを売り出し、プロのフォトグラファーのテスト撮影の分野で、かなりのシェアをしめました。諸事情があり、フォトラマはアメリカでは発売されなかったようで、日本に来たアメリカのフォトグラファーが大量に、フォトラマを買って帰ったという話も聞きました。
そして、ポラロイド シャオ (Xiao)、JOYCAMヒッパレー等のヒット商品を出して「我が世の春」時代だった1990年代後半から2000年に入っての数年間、その頃、フジはチェキを売り出しました。色々あって、アメリカのポラロイドは、2001年にChapter 11という連邦倒産法第11章の適用を受け倒産、その後も営業をつづけ、私の仕事にも全く影響がなかったのですが、ちょうどコンパクトデジカメが勢いを増し、携帯電話にカメラ機能がつき始めてインスタントフィルム自体の販売量が激減、2008年に親会社の不正疑惑による財政状況の悪化を受け2度目のChapter 11を申請して完全に破綻、フィルム生産からも撤退してしまいました。
2000年は、日本でのコンパクトフィルムカメラとデジタルコンパクトの生産量が50%50%になった年。その後1〜2年でその比率はあっというまにデジタルが上回りました。普通のフィルムの出荷量が減るなかで、フジはインスタントフィルムを作り続けていたのです。
そして、ここ数年、再びインスタント写真がアジアから人気が出始め、日本でも見直されるようになりました。
フィルムの生産ラインが減っていく中で、2〜3年前にフジはチェキの生産ラインを増やしました。デジタル時代にフィルムの生産ラインを増やすなんて凄い事です。
そして、ライカ版チェキの発表・・・
この結果は、日本とアメリカの物作りの姿勢、会社に対する考え方の差による結果です。
正直、フィルム、カメラの性能はフジの方が良かったです。アメリカ国内では、諸々の事情でフジを売らないようにして、シェアを取られないようにしていました。でも、日本では違います。激烈な競争をしていました。フィルムやカメラの性能の劣るところは、仕事を受けた私たちプロが撮影方法でカバーして、巧みなマーケッティングで販売を維持していました。ところが、敵はフジではなく、デジタルという敵が思いもよらぬスピードで大きくなり、インスタント写真のシェアどころか普通のフィルムのシェアすら殆ど無くなってしまいました。
その間も、どういう戦略があったかは知りませんが、チェキのカメラとフィルムを生産し続け、改良し続けたフジは偉いです。それが、ライカまでチェキフィルムを使ったカメラを作る結果として現れています。
コンデジが台頭してきた頃、本当の即時性はインスタント写真だとポラロイドは言っていました。今になって思うのは確かにそうです。2000年がデジタルカメラ元年とすると、もう16年経ちました。この頃はデジタルは途中経過までの即時性はありますが、結果への即時性は疑問とおもうのです。でも、インスタント写真は結果までの即時性があるのです。
なぜ最近インスタント写真が再注目を浴びるようになったというと、コミュニケーションのスタイルが変わってきたのではと思うのです。デジタルとWebにより様々なコミュニケーション手段が登場しました。ともすれば、スマホやタブレットを1日中いじって、生身の人間とは挨拶程度で、会話をしない日もあるのではないでしょうか?そんな時代に少し変化が起きているような気がします。
そのある種の面が、本当の即時性があるインスタント写真の再人気という現象になっているのかと思います。
仕事としての撮影は、現像や印刷といったフィルム写真向けのインフラが殆ど無くなってしまった現在は、デジタルでつづくでしょうが、コミュニケーションや文化という面では、フィルムが再注目されはじめています。
ライカブランドのチェキに会わせるように、モノクロのチェキフィルムも発売されます。
3万4,560円で買えるLeica SOFORT、日本ばかりでは無く、世界にどんなムーブメントをおこすか、楽しみです。



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by mash_boss | 2016-09-18 08:58 | カメラ | Comments(0)
盛りだくさん・・・   4月27日(水)   5526


b0069507_5222997.jpg今日の午後は、色々をまとめて行動しました。
まず、最初は日本橋のギャラリー ツープラスで開催中のJPS・公益社団法人日本写真家協会会員の山口一彦さんの写真展「STONE 8×10」。
全国の「石」を8x10で撮影した作品展です。
川の石や、城の石垣、石仏等を重い8x10カメラ、レンズ、三脚を担ぎ、貴重な8x10モノクロフィルムで撮影した力作です。
デジタル写真とは正反対の写真行為、頭が下がります。
写真展詳細はコチラをどうぞ! 会期は4/30(土曜日)までです。
b0069507_5442241.jpg日本橋から、六本木・フジフィルムスクエアへ移動、同じくJPS会員の三田崇博 世界一周写真展「世界三十六景」へ・・・
「世界遺産の撮影をライフワークとし、今までに85以上の国を訪れ、300ヶ所以上を撮影してきました。本展示会では、2008年から2014年にかけての世界一周の旅で撮影した作品を中心に富嶽三十六景になぞらえて、世界中の絶景36点を展示いたします。」いう写真展。
こちらは、美しい写真が揃っていて、ただただ感心するばかりです。
風景を写すフォトグラファー、夜中から行動したり、朝早く起きたりの撮影、本当に偉いです。
こちらの写真展は、本日までです。
詳しくはコチラをどうぞ!!
b0069507_623428.jpg移動途中に見つけたのは、この史跡跡の「石碑」もどき。
TVでおなじみ、遠山の金さんは北町奉行、こちらは南町奉行で、JR有楽町駅前です。
江戸時代は北と南の2カ所の奉行所がありました。
奉行所は、警察と司法を兼ねる「怖い」お役所です。
b0069507_6152829.jpg六本木・フジフィルムスクエアがあるのは東京ミッドタウン。その敷地内の公園には鯉のぼりが・・・
もうすぐGWです。
b0069507_619213.jpg夕方は、BEAMS JAPAN
のオープニングレセプションへ・・・
新宿のビームスを日本を発信するビームスジャパンに大改装です。
人気のビームスだけに、大変な混雑でした。
BEAMSの設楽社長、遠藤副社長は小学校、中学校の同級・同窓生。BEAMSのレセプションに行くたびにMASHも頑張らねばと思うのであります。
2003年に、ピクトリコ X MASH のコラボレーションにBEAMS衣装協力で写真展をしました。あれから13年。そろそろ何かしようかな〜
b0069507_648791.jpgBEAMS JAPANでは森山大道さんの写真も販売しています。
b0069507_6493074.jpgずらりと並んだ梅干。レセプションのオードブルの一つです。目から鱗です。This is Japan! 
鰹の出汁の効いた梅干しをいただきましたが、本当に美味しかったです。
b0069507_7234417.jpg各フロアーでは、チェキサービスが・・・
以前は、ポラロイドサービスだったのですが、ポラロイドはもう無くなってしまいました。
デジタルとチェキ、フォトラマとの戦いに敗れたのです。
ポラロイドは私を育ててくれたクライアント。ポラロイドの最後の最後までおつきあいしたので、パーティー等でチェキがあると、感無量です。
写してもらったチェキ見ると、よく写っています。
このサイズのチェキは、ポラロイドジョイカムフィルムの対抗として、発売されました。
チェキがよく写るのは、フィルムの性能もさる事ながら、カメラの性能がポラロイドと全く違うからです。ズバリ、オート露出の精度が違いました。
日本とアメリカの会社の違いを日々感じながら撮影をしていました。
あれから、十数年。チェキはデジタル時代にもかかわらず、数年前には対前年比で販売が伸びた唯一のフイルムだと聞きました。
ポラロイドの体験から、東芝や三菱自動車、シャープはどうなってしまうのだろうと、思いました。


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by mash_boss | 2016-04-28 07:51 | 写真世界等々 | Comments(0)