韓国広告博物館 11月12日(水) 1682


韓国広告博物館 11月12日(水) 1682_b0069507_6241074.jpg今日は「韓国広告博物館」のご紹介です。
場所はKOBACO(韓国放送公社)のビルの3Fです。
このビルには、韓国広告写真家協会(KAPA)の事務局やムービーカメラマンの団体や広告、放送関係の各種団体が入っているビルです。

KOBACOという組織は、1980年12月30日に、広告収入の放送局間格差を是正し、放送の公共性を維持する目的で創設され、広告主が出稿したコマーシャルと放送料金は、全てKOBACOに移管され、各放送局に対して放送順序の決定と放送料金の分配を行なっています。放送の公共性が維持できるという評価を得ており、韓国に昔あった言論統制が廃止された現在でもKBACOによる独占営業体制が継続されているという事です。
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KOBACOビルの3Fに11月7日にオープンしたばかりの、韓国広告博物館です。
左の写真は受付です。左端の赤いブースが入口です。中は、右の写真のように360度のスクリーンになっていて、韓国の広告の歴史の映像が見られます。(たぶん、歴史とか役割を解説しているのでしょう。言葉がわかりませんので・・・)
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短い映像を見た後は、展示室です。1910年代の歴史から現在まで、代表的な広告資料が展示されています。
日本統治時代の「シボレー」の日本語広告があったり、「味の素」の朝鮮語の広告があったりします。
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少し古い機材や、現在の広告へと展示は続きます。
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ミニチュアや人形で、撮影現場を再現したり、撮影に携わる人々の役割を説明しています。
左のミニチュアの時代劇の撮影風景、「チャングムの誓」かな~
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次は、「体験」コーナーです。プリクラの大掛かりなもので、自分で撮影してた後、文字を入れたり、画像処理をしたりして、できたものをプリントアウトできます。
左の写真の女性は、今回、特別に案内をしてくれた博物館の受付で、背も高くなかなかの韓国美人です。

このコーナーの後、再び映像ルームに入り「未来」の広告についてのプレゼンテーションを見て、終了です。

この博物館、規模は小規模ですが、我々日本の広告に携わる者にとっては、公立の広告博物館があるだけでも羨ましい限りです。
日本では、現在、日本写真家協会がこれまでの写真の保存センターを作るべく、国に向け働き掛けています。一方、TV広告はフイルムを保存する機構がありますが、紙媒体の広告では電通や博報堂といった代理店の資料、新聞広告は新聞んの縮刷版等に頼る他ないのではないでしょうか・・・・ 民間企業では資生堂が自社の広告の博物館を一般公開していると聞きます。
日本でも。やっと「広告も文化」という流れが少しですができはじめ、我々、日本広告写真家協会の写真展も、やっと都写美等の公立の美術館で開催できるようになったのも、ここ10年以内です。

KOBACO:New Imkwang Bldg., Uijuro 81 (Migundong 257), Seodaemungu, Seoul, 120-705, Republic of Korea
Tel : 82-2-313-0114, Fax : 82-2-360-2605,

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by mash_boss | 2008-11-13 06:29 | 写真世界等々 | Trackback | Comments(1)
Commented at 2008-11-13 23:55
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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