今日は色々あって、色々な写真展を見ました。
ヴィジョンズ オフ アメリカ第1部「星条旗」1839-1917
今村光彦「昆虫4億年の旅」
一色一成写真展「ひまわりの合唱」
宮村次郎写真展「Fundamental Beauty」
第27回ハッセルブラッドフォトクラブ写真展
栗林 慧写真展「躍動する小さな生命たち」
もちろん、偶然な訳ではありません。
「ヴィジョンズ オフ アメリカ」と「昆虫4億年の旅」と「ひまわりの合唱」が主目的、ごめんなさい後はついでです。
「ヴィジョンズ オフ アメリカ」凄いです。今年いっぱいかけて3部構成で開催されるようですが楽しみです。アメリカが無かったら、写真の発展も、報道の自由も、広告写真家も存在しなかったかも・・・ そして驚いたのはこの写真展が東京都写真美術館収蔵展である事とです。
かつては、東京都写真美術館は100円の利益を上げる為にとてつもなく経費がかかる、赤字公共施設のシンボルの存在でした。そんななかで、色々な写真を買い集めてくれていたおかげで、現在、どれだけの人が心豊かになれる事か・・・・ 「背に腹はかえられない」とはいいますが文化と赤字、難しい問題です。
一色一成さんの写真展「ひまわりの合唱」、すなおにひまわりばっかりの写真展です。一色さんと言えば、女性写真の大家で、おねえ言葉の指導でアマチュアフォトグラファーには人気のある写真家です。聞けば、3度にわたる癌の手術で、この写真展の心境に達したとか・・・・
「ネエちゃん写真も、ネーチャー写真も一緒なのよ・・・」と会場にいらした一色さん、それはある心境に達すればそうでしょう。
今日、見た写真達、写しているものも、重さも、時代も全部違うけど、カメラで写している事だけは共通しています。幅の広い写真の世界、素晴らしいです。
ただ100年後、フイルムレスになった「今」以降の写真、どのような形で美術館が収蔵するのでしょうか、ネガやポジに代わる「データー」どうやって保存するのでしょうか?
今でも時々、古い民家から古い写真やネガが出てきて「新しい発見」があるのですが、デジタル時代になって「古いCDが出てきました・・・」なんて事になるのでしょうか? そしてそのCDは果たして読み込めるのでしょうか・・・ 100年後、天国か地獄かわかりませんが、いずれにせよあの世からみてみたいです。
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