今日は、プロの道具についてです。
アマチュアフォトグラファーとプロのフォトグラファーの道具の違いは何でしょう?
それは、一にメーター、二に三脚、三にカメラです。
プロは凄いカメラ使っているんじゃないの?と思われる方もいらっしゃると思うのですが、デジタル一眼になったら、そうともいえなくなりました。
キヤノンだったら、プロは全員1DSMKⅢを使っているかと言えばそうではありません。さすがにKiss digitalは・・・ですが、5Dなんかは結構使っています。ニコンだったら、D700なんかは、プロの間でもすごく売れると思います。
そんななかで、プロとアマの道具立ての決定的な違いは「メーター」です。つまり、光をはかる「道具」達です。
ミノルタが、コニカミノルタになり、カメラ部門がソニーになってプロが心配したのは「メーター」部門がどうなるか?という事でした。
カメラもそうですが、メーター類のシェア、特にミノルタの世界的シェアは凄い数字なのです。
世界的に知られたメーターの会社は、ミノルタとゴッセン、セコニック位といっても過言では無いと思います。そんななかで、特にプロでも、全部が使用しているとは限らないカラーメーター(色温度計)の行方は、大きな心配事でした。
デジタルになり、カラーメーターの出番もだいぶ少なくなりましたが、ストロボやHMIを使用しての厳密な撮影の時に、使用する1灯1灯の色温度をそろえる場合等には必要不可欠なメーターなのです。
案の定、ソニーはメーター部門を切り捨ててしまいました。しばらくの間、ミノルタのメーター部門の行き先が無く、修理の面でも心配な時期が続きましたが、去年の春にケンコーが引き継いで、ミノルタ製と殆ど同じものを発売してくれました。
MASHはミノルタのカラーメーターを最初の形から使っているのですが、最初の形はもう修理不能になってしまったので、ケンコー製のカラーメータを2台導入しました。
カラーメーター、お安くありません。定価で¥175.000.-・・・・ 費用対効果で、アマチュアの方はなかなか手が出ないと思います。
ブログランキングへ参加中です。
クリックよろしくお願いします。