新型の200w/sのモノブロックストロボ(発光部と電源部が一体になっているストロボ)をメーカーの方がデモしに来ました。
トキスターというこのモノブロックの最大の特徴は、35mmタイプ一眼デジカメの純正ストロボをオートで使用する時のプレ発光には同調せず、本発光に同調するので純正ストロボとの併用ができて便利です。その上、お値段が5万数千円と超お買い得。さらにパラソルやレフレクターのサイズが全てコメットと一緒なので、併用できてしまいます。
デジタルカメラになって、大型ストロボに要求される機能も変わってきました。以前は2400w/s、3000w/s等の大出力が求められましたが、デジタル時代の今は、できるだけ小さい出力に落とせるストロボが求められるようになりました。
4x5や中判カメラを主に使用していたフイルム時代は、例えば4x5だと240mm、300mmといった焦点距離のレンズを多用していました。4x5での商品撮影の場合、アオリを駆使しても、f32、45等結構絞らなければピントはきませんでした。その上、フイルムの実効感度がISO32や80だったので、ますます大出力が必要でした。
それが、デジタルカメラになり、デジタルパックをビューカメラに付けて使っても、画像素子の面積は6x4.5くらいなので、商品撮影でも120mmや150mmあれば十分なので、絞りもそれほど絞らなくてすむようになりました。
そのうえ、商品撮影や料理撮影での一眼デジカメの登場もグッと増えました。
一眼デジカメの最低ISO感度は100だったり200なので、背景をぼかして撮影したい時は小さい出力のストロボが必要になっています。
フイルムからデジタルに変わるという事は、撮影の仕方、ライティングの概念まで変化するという「大変革」なのです。
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