今日は、銀座のBarで、料理と飲み物の撮影です。
輸入建材、椅子、照明器具等でインテリアをつくってあるこのお店、店内照明がとてもきれいなので、できるだけその雰囲気を生かして撮影する事に、昨日のロケハンで決めました。
店内やその場の照明を「地明かり」といいますが、フィルム時代から地明かりを生かした撮影はありましたが、色温度やフィルムのラチチュード等々いろいろ大変で敬遠しがちな撮影方法でした。デジタルですとそのへんはいとも簡単に解決します。
撮影時間は、16時~18時の開店前2時間。今週と来週に分けての撮影になります。
基本セットです。窓の外からの外光を遮断するためと、余計な写りこみを防ぐために大きな黒布を使います。
照明器具は、ストロボですが発光させずに、モデリングランプを使用して、地明かりの補助光として撮影をします。ホワイトバランスは3500Kに設定し、温かみのある仕上げにしました。
ただし。シャンペンや発泡系の飲み物の撮影では、泡を止めるためにストロボに切り替えます。その場合はホワイトバランスを6500Kに設定して、やはり温かみのある仕上げにします。
メインライトのライトボックスのデフユーザーは通常2枚ですが、状況に応じて、外側の1枚をはずして、使用します。
トップライトにはグリッドを付けて、スポットライト的な照明にします。背景にも1灯使用します。
余計な写りこみはPLフィルターを使用して取り除きます。
水物の撮影なので、要領良く撮影しないと、氷や、グラスについている霜が変化してしまいます。「細心の注意と大胆な決断」が必要です。
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