Eos 5DでB倍のポスターにも使用する撮影をする事になりました。
何回も仕事をしているADなので、撮影側としてはもっと高解像度のデジタルバック使用を推薦したのですが、どうしても、予算の都合がつかないとの事。この撮影のB倍のポスター、何千枚も印刷するわけではないので、場合によってはプリンターでの出力もあり得るので、それなら5Dでも対応可能ですし、まあ、とにかく5Dで撮影する事になりました。気持ちとしては、患者さんにリスクを説明して、承諾を得て手術にかかる、お医者さんのようなものです。会社の名前がMASHですから・・・
それはともかくとして、そうなると使用するレンズが問題になります。
正直いって、35mmの世界では、フィルムではOKでもデジタルではNGというレンズがいっぱいあるのです。つまり、デジタルの画像素子の性能にレンズの性能が追いついていないのです。35mmの世界ではと書きましたが、中判のハッセルやマミヤのレンズでは、古いレンズでも高解像度のデジタルバックで使用してもOKなのです。この辺がレンズ設計の妙といえるのです。
さて、別件でキヤノンのプロ担当Nさんにお会いした時に、この撮影の事を話し、画角からいうと50mmくらいのレンズがちょうど良いと言ったら、50mm 1.2のニュータイプが、今の画像素子の性能にあったレンズなのでテストしてみたらと、貸してくれました。
キヤノンやニコンは、デジタル時代になってレンズのラインナップをデジタルに会わせて整備中です。35mm一眼レフデジタルも、2000万画素時代に突入する今年、レンズの性能がますます重要になります。
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