チェック プリーズ 8月21日(火)1218
今日は、午後から某写真コンテストの審査へ・・・・
千数百点のなかから、36点を選ぶ作業でした。今日の審査ばかりでなく、アマチュアフォトグラファーの応募作品を審査していて思うのは「上手い人は、上手い」という事です。
例えば、それが端的に解るのは、撮影会の応募作品です。
まったく、同じ条件の中で「差」がでるのです。もちろん、ピントや露出、ブレ等の基本的な技術の差はありますが、それらが同じだとしても、写された写真は「差」がでるのです。だから写真は面白いのです。
今日のコンテストも、応募作品の殆どがデジタルでしたが、それに伴い応募作品のプリントの「色」の「質」の差も大きくなっています。例えば、皆さんのご自宅のTV(もちろんカラーです。)の色ですが、見慣れている自宅のTVの色に馴染んでしまって、よそのお宅のTVを見て、随分色が違うな~ と思った事はないでしょうか?これと、同じ事がデジタルカメラでの撮影、インクジェットプリンターでのプリントで起きています。フィルム撮影でも、フィルムやラボによる色の差はありましたが、デジタルでの自家処理程の差はありません。
デジタル写真は、有る面、フィルム写真より簡単に写りますが、カメラの中にフィルム工場も現像所もあるのと同じです。その分、難しい面もあるのです。
一度、ご自分のカメラの設定、PCをお使いの方はPCの設定、プリンターの設定を点検なさってはどうでしょうか。我々プロも「キャリブレーション」といって、定期的にPCの色とプリンターの色やその他のチェックもしているのです。

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by mash_boss | 2007-08-22 06:16 | Trackback | Comments(2)
Commented by Capucci-mm at 2007-08-22 07:45
キャリブレーション、自宅も仕事場もモニタまでなんですよ、
PX5500は目視で合わせてますがなかなか・・・
でもすべてだと高いし(T_T)
Commented by mash_boss at 2007-08-24 04:19
capucci-mmさん、人間には「目力」という強力キャリブレーションが有りますよ?(笑)
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