昨日の、1072のエントリーに対して、以下のようなご質問がありました。
立ちポーズの場合、カメラの高さはモデルさんのどのあたりが一般的なのでしょうか?
一般的というか、心掛けていることがあれば教えてください。
お答えします。
表紙の場合ですが、バストアップ~半身は、顔と同じ高さで視線はカメラに向いているように撮影します。
時々、編集やADから、視線を外した写真もと言われますが、結果的には99.8%は視線ありが使用されます。視線無しでOKになる場合は、モデルがよっぽどの有名人か、有名人でなくても、独特の雰囲気や存在感があって、フォトグラファーの周波数とピタット会った「すごく、いい写真」でないと、弱くなってしまいます。
本屋さんで人物が表紙の雑誌を見てみてください。殆どのモデルの視線は、雑誌を探している、あるいは買おうとしている、あなたに向いています。
モデルのサイズが半身~全身の場合は、モデルさんのスタイルで、カメラの高さとレンズのミリ数を決めます。
ファッションやレースクイーン、キャンペーンガール系モデルさんは、スタイルが良いので問題はないのですが、グラビア系やタレント系のモデルさんの場合は、細身で顔小の人ばかりでないので、スタイルを良く見せ、顔を小さく見せるために、カメラを少し下のポジションにして撮影します。
使用するレンズですが、表紙撮影の場合一般的には、35mmフルサイズデジタル一眼で80~100mmくらいですが、あまりスタイルのよろしくないモデルさんの場合は、もう少し短めのレンズを使用して、少し下から狙います。
グラビア系のモデルさんは、どうしても顎を引き気味のポーズになりがちになるので、その点も注意します。
以上が、表紙撮影の時に心がけている事ですが、立ちポーズ人物撮影の時にも通ずる事柄もあると思います。
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