昨日、久しぶりにピクトリコのS君が新発売のモノクロ用インクジェットペーパー「月光」のA3ノビを2種類「レッドラベル」「ブルーラベル」と新しいA4のカラー用のインクジェットペーパーを持って遊びにきました。
「月光」サンプルプリントを見る限り「モノクロこれでOKジャン、言うこと無し!!」です。特に「レッドラベル」、ベースとなる紙は輸入品だそうで、若干クリーム色がかった白でとても良い感じです。
銀塩でこのての厚手の紙を使った印画紙で引き延ばしをして、きれいなプリントを創るとしたら、良い伸ばし機、確かな腕、良い現像液、水洗用の膨大な水が必要です。(デジタルは環境にも優しいのです。)残念ながら、私にはバライタの良い印画紙を使い切る「腕」はありません。
こういうインクジェットペーパーが出ると、プリントでの表現が見直され、モノクロの展覧会も盛んになるのではないでしょうか。
レッドラベルを使用したかったのですが、対応しているEPSONのPX4000は、現在殆ど動いていないので、Canonの9900にも対応している、月光「ブルーラベル」でヌード写真をプリントしてみました。
今回プリントした写真はKodak BW400CNフィルムを使用し、ハッセルブラッドで写しポラスキャン120でスキャニングしたデータを使用しました。微粒面の上にプリントされた、ヌード写真、PCのモニターでは絶対に表現できない「質感」です。
その1番簡単な理由は、微粒面のペーパーにプリントされた画像は、微粒面のわずかな凹凸による3次元の表現になるのです。
レッドもブルーも今度発売される顔料インクのCanon Pixus Pro9500もOKだという事なので、楽しみが一つ増えました。
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