6月24日(土)リフレッシュ
6月24日(土)リフレッシュ_b0069507_0113582.jpgブログランキング上位の常連、Sudiさんが推薦していた、マイケル・ケンナ写真展を見に、エビスガーデンプレイスの東京都写真美術館へ・・・・
3日間、スタジオに籠もっていて、撮影シチュエーションは決められていますが、他の大がかりな撮影とは全く違い、表現は自由に撮影させてもらったのですが、それでも、ライティング機材をこねくり回しての「太陽は一つ」でした。そういう意味で、本物の優れた写真で、気分をリフレッシュしたくなりました。
「何も足さない、何も引かない」のほんとうにステキな写真展でした。
ただ、思ったのは、こういう写真、残念ながら日本人には写せないのではと思いました。ちょうど、ヘルムート・ニュートンのモデル写真を、日本人が写せないのと一緒です。
ハッセルのスクエアな画角と、モノクロのきれいな、深みのあるプリントを見ると、フィルムと印画紙はオリジナルプリントの作品の為にあるのだと確信しました。
また、会場で上映していたHalf・Lightというムービーのなかで「風景写真はフォトグラファーだけがつくるものではない、風景との協同作業です。」見たいなコメントをケンナが言っていましたが、全く同感です・
私のもう一つのブログ「Toward the Landscape」も、風景からの声が聞こえた時に写真を写す事を大前提に写した写真を載せる事にしています。ケンナみたいなステキな写真を写す人と発想が共通する点があるなんて、単純に心強く思いました。
写真展の会期、明日、25日(日)までです。10分でも時間があったら、見に行かれる事を強くお奨めします。
オリジナルプリント、本当に力強いです。ブログランキング参加中です。ここのクリックをお願いします。

by mash_boss | 2006-06-25 00:04 | 写真世界等々 | Trackback | Comments(2)
Commented by KOKI at 2006-06-25 01:06 x
私も本物を見たかったのですが、会期中東京まで行けず残念!
本物でなければ感じ取れないものがあるのはわかった上で、
せめてもと写真集を購入しました。
東京以外でも写真展がもっと開催されるようになってほしいなぁ~。
Commented by mash_boss at 2006-06-25 05:25
Kokiさん、ほんとうですよね。日本はカメラを作るのは世界一ですけれど、写真による文化的貢献はまだまだです。
メーカーさんも同じです。以前、私のメインクライアントだったポラロイドとは、その辺が、大違いです。
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