フォトグラファーがプロかアマチュアかを判断する一番の方法は「三脚を見ればわかる」といっても、過言ではありません。ドキュメンタリーや報道の写真家は、あまり三脚を使用しませんが、それ以外は三脚が重要な機材になります。
ではなぜ、プロは三脚を重要視するのでしょうか?
まあ、一般的に使用するカメラが大きい事もあるでしょうが、理由はそればかりではありません。我々にはフレーミングが重要だからです。
ポスターでも、カタログでも新聞広告でも、雑誌の料理写真でも、掲載されている写真のアングルやフレーミングは、フォトグラファーだけで決めるものではありません。ポスターなら、文字の入る位地等はデザイナーやディレクターのプランに沿って決定します。デジタル撮影ではPCのモニターを見ながらフレーミングを決定したら、そのまま本番に行きます。ですから、PCモニターで合意した画と撮影結果が異なってはいけません。アナログの撮影でしたら、ポラロイドで露出とフレーミングを決定します。フレーミングやアングルを決めるまで、三脚のエレベーターをミリ単位で微妙に上下させたり、足自体を伸ばしたり、縮めたりします。ですから、長年使用してもスムーズに動く三脚が必要です。また、ピントの悪い写真の多くは、ブレによるものも多い事はごぞんじでしょうか?フィルムですと35mmフィルムのような小さな原版から大きくなサイズに印刷する時にはブレは大敵です。ブレを防ぐには、大きく思い三脚が必要です。ちなみにアマチュア用の小さい三脚は「ゆれ脚」と揶揄します。
さて、MASHにも多くの三脚があります。左の三脚は
ジッツオの大型の4段。同じタイプの3段。中型の3段。
ハスキーの4段。同3段。
マンフロットの小型3段が2本。同大型が1本。三脚ではありませんが、スタジオ用の大型カメラスタンド1台。同小型1台があります。
一番古い三脚は、ハスキーの3段で、私がフリーになった25年前に購入したものですが、1~2回オーバーホールしましたが現役です。
まだまだ、国産の三脚は材質的に今一歩です。
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