師走 04  またまたアシスタント募集です。 12月4日(月) 6243

「You 天才ね 国へお帰りになったら?」
これは、1977年のCANON F1のCMアシスタント編でフォトグラファーが、動きの良くないアシスタントに発する言葉です。(コマーシャルを見たい方は、ココをクリックしてください。)
私の時代も、この頃もアシスタント君は打たれ強かったのですね~
次の日にはケロッとした顔で事務所に出社、フォトグラファーも何も言いませんでした。
この構図は、基本的には今でも変わってはいないと思うのです。

先週の撮影中、フォトグラファーにCMと同じような事を言われた、MASHのアシスタント君が、次の日から出社しなくなりました。世にいうバックレです。
9月に入ったアシスタント君の1人です。
同期入社の社会経験豊富なもうひとりのアシスタントが、その日の帰り道に「フォトグラファーに謝ったらいいんじゃない」と話したとの事でしたが、彼は出社しない道を選びました。
フォトグラファーがその言葉を言った直接のできごとは、マンフロット雲台のクイックシューにカメラやレンズを装着するプレートのレンズ側とフォトグラファー側を逆にカメラボディーに付けてフォトグラファーに渡したのです。プレートのレンズ側にはLENSと刻印がされています。「3ヶ月もたって何やってんだ」となり、その言葉が出てしまいました。というのが、大雑把な経緯です。
まあ、それまで、色々あったにはあったのですが・・・
3日、3ヶ月、3年、人が色々な事がらを辞めたくなると言われる周期ですが、彼の場合3ヶ月と24日でアウトになりました。
今回辞めたアシスタント君の応募時の触れ込みは、北海道の大学を今年の春に卒業、東京の撮影プロダクションにフォトグラファーのアシスタントとして入社しましたが、その会社、お給料はちゃんとくれるのですが、撮影の仕事は月に1~2本と少なく、このままでは、いけないと思ったそうです。(立派です。)写真関係の知人に相談したら、その人が以前に、ロケアシとして何回かMASH来た事があり、あそこは忙しくて勉強になる・・・ と薦められて面接を受ける事にしたとの事でした。
私も、薦めてくれたロケアシをしてくれた人を覚えていました。
その他には大学に在学中、夏休みや春休みには東京の「助っ人屋」というロケアシの会社に、北海道からアルバイトに来ていましたという触れ込み。(なかなかやるじゃないかと思いました。)
ロケアシの経験から、フォトグラファーには様々なタイプのフォトグラファーがいるのは、体験しているとの事です。(打たれ強そうです。)
チョット線が細そうだけど、やる気満々そうなので、9月から来てもらいました。
ところがです・・・ いろいろあったようなのです。
結局、今回のようになりました。

出社しなかった日、飯島くんが携帯に電話しましたが直留守電状態。連絡するようにメッセージを入れました。
次の日も、連絡つかず。
もしかしたら、急病で倒れているのでは等と心配になってきます。
辞めたくなったり、来なくなるのは致し方ないですが、こちらが大変なのは辞めたアシスタントが持っている鍵等の回収です。
先週の金曜日、昼まで待っても連絡がつかないので、午後、飯島と多比良が彼のアパートを訪ねました。
午後3時過ぎだというのに、起き抜けの顔で出てきたという事です。「フォトグラファーに怒られて、出社するのが怖くて…」という事で結局退職する事になり鍵と健康保険証を回収してきました。(こういうのって、疲れます。)
心配して何人かが、彼の携帯にメッセージを入れたそうなので「そういう人には連絡をするんだよ」と言い残したようですが、現在まで結局何の連絡もありません。
今までも3ヶ月くらいで辞めるアシスタント君は、何人もいましたが、たいていは「お話があるのですが・・・」というので始まるのですが、今回のように完全バックレは珍しいです。
同世代の営業くんは「聞いた事はありますが、本当にあるんですね」とビックリです。
以前、朝来たらフォトグラファーの机の上に鍵と辞表が置いてあったと事もありました。
ちゃんとした辞め方だな〜 なんて変に感心しました。ところが、しばらくして離職に関する書類を送ってくださいと連絡してきたのは、本人では無く母上からで、みんなちょっとガッカリ。ある面、きちっと辞めたのに、自分で連絡しろよ~

アシスタント君に関しては、これまでも色々ありました。こちらも勉強になる事もたくさんあります。
こんな事ではめげないでアシスタント募集です。
普通の人でだったら、勤まると思うんだけどな〜
こんな、エントリーすると、ますますアシスタント希望者いなくなるかも・・・
「水は低きに流れ…」という諺があります。妥協せずにクオリティーの高い写真をめざすのだ!(貴乃花親方みたいです。)という訳で

MASHでは、アシスタントフォトグラファーを募集します。
甘い言葉で誘う気はありません。修行のできる方を募集します。
勤務地は東京・市谷です。
撮影内容は商品撮影60%、人物撮影40%です。経験は問いませんが、未経験者の場合かなりの努力が必要です。
人にもよりますが、約3年間の無事アシスタント生活を終了後、MASHのフォトグラファーになるもよし、フリーランスフォトグラファーになるもよしです。
待遇は以下ですが、必ず「アシスタントの覚悟」を読んでください。

募集職種:撮影アシスタント
募集人員:1名
仕事内容:撮影助手。スタジオ・機材の維持管理。
資格:26歳位まで(経験不問)。学歴不問。国籍不問(外国籍の方は不法滞在で無い事。日本語でコミュニケーションができる事。)
大学卒業程度の学力または写真専門学校卒業程度の写真、カメラの知識は必要です。
要普通自動車免許。免許を持っているだけで無く実際に運転できる事。
給料:¥180,000,- 交通費支給。21時以後夕食補助有。
賞与:業績に応じての金額
勤務日:月〜金。土日、祝日休み。夏期、年末年始休暇有。休日出勤の場合は代休。2年め以降有給休暇有り。
勤務時間:原則9:30〜18:30  ロケーションの場合早朝出勤あり。
社会保険完備
※保証人必要
応募方法: メールで履歴書、職務経験がある人は職務経歴書もお送りください。後日面接日をお知らせします。

履歴書 等送り先、問い合わせ先。info@mash-jp.net


「アシスタントの覚悟」
デジタル時代になり、写真へのハードルは低くなり、光を読める才能、画面構成力があれば一定程度の良い写真が誰でも撮れるようになりました。
しかし、プロフェッショナルフォトグラファーへのハードルは低くなった訳ではありません。
使い捨てにされるプロでは無く、力のあるプロフェッショナルフォトグラファーになる道は、フィルム時代と変わらないか、あるいはフィルム時代とは違う修行が必要です。
東京に廉価なワンルームを借りて暮らせるだけの給料はお支払いします。原則土日は休みですが、ウイークデーはかなりハードです。撮影で遅くなれば食費の補助が出ます。
学歴は問いませんが、地頭の良さは必要です。数学の必要はありませんが、算数はある程度必要です。デジタル写真ではMacやPCは切っても切れない仲なので、PCが苦手の人はMASHのアシスタントには不向きです。
男女は問いませんが、スタジオがあり仕事がハードなので女性でも体力と、ある程度の「力」は必要です。また、照明機材も扱うので男女とも身長は160Cm以上は必要です。
早朝ロケの場合、スタジオで前泊という覚悟も必要です。(シャワーは完備しています。)
時間にルーズな方はアシスタントには不向きです。(社会人としてNGです。)
よく、30才過ぎてから一生懸命やるのでアシスタントになりたという方がいらっしゃいますが、経験上、そういう方で長く続いた方はいませんので、お互い無駄な時間を過ごす事になるので、応募可能年齢は26歳位までです。(それでもという方は、挑戦は可能です。)
アートな写真は自分でやってください。MASHでは写真は仕事です。一生食べて生ける技術とシステムを給料をもらいながら学べます。2~3年の「修行」の覚悟は必要です。

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by mash_boss | 2017-12-05 07:30 | 撮影準備 | Trackback | Comments(2)
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Commented by ネコスタ at 2017-12-05 10:47 x
こんにちは、15年ほど前は良くありました。昼飯食べたら行方不明とか。最近はアシスタント前にバイト期間設けてからしか採用検討しないことになんとなくなっています。
Commented by ryo at 2017-12-06 17:08 x
いまどきのゆとり世代は、マイペースさんが多いので育てるのもなかなか難しいと思います。
今度は的確なアシスタントがみつかるといいですね。
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