連休の最後の午後は事務所に出て、明日から来る新アシスタント君2人目のための準備とアサヒカメラ用のデーター準備。
誰もいない、電話もかかってこない事務所で、Netflixの軽めのドラマを「ながら見」しがら作業をするのは、落ち着きます。
ついでに、冷蔵庫にあったエビスビールの夏限定The Hopというビールをいただきました。
という訳で、数ヶ月間に渡って、アシスタント君を募集していましたが、ほぼ同時期に2人確保できました。
デジタルになり、写すのは簡単になりましたが、その代わり「後始末」の時間はフイルム時代よりはるかに時間がかかります。
今、アシスタント君をしている人達は、これからは仕事では99.9%フィルムに触る事も見る事も無いはずです。
フィルム時代と比較した話をしても、同感してくれるフォトグラファーは10年か15年、20年もすれば全くいなくなるでしょう。
kodakがエクタクロームを2018年に再発売するらしいですが、経済原理からすれば「ちょっとな〜」と疑問です。1本の値段を相当高くしないとやっていけないはずです。
後10年、写真用フィルムは残っているのでしょうか?
映画用フィルムは残っているかもしれないので、映画用フィルムを使ってライカができたように、先祖帰りで写真は映画用フィルムを使うようになるかも・・・ なんて事をアシスタント君の書類を作りながら、ビールを飲みながら、妄想していた本日の午後でした。
まあ、その頃は天国か地獄かはわかりませんが、私は別の世界から人間世界を覗いていると思います。