ライカ判からの解放!Ⅱ    9月21日(月)  5810


三日続けてのフォトキナ関連ですが、やはりFUJIのGFX50Sはライカ判の呪縛から解き離れる事ができたエポックメーキングなカメラになりそうです。
Nikon D810と並べた写真が出てきました。こうして見ると、ボディーの大きさはそんなに変わらないのに、GFX50Sのセンサーの大きさは1.7倍です。
ライカ判のデジタル一眼レフ、機能が増え、高度化するにつれ、大きくなってきました。
カメラの大きさ的に見ても、GFX50Sは中判カメラとしても画期的です。
また、ミラーレス採用での、EVF(電子ビューファインダー)の自由さと、ミラーショックが無い事も、これからの中判カメラを示唆しています。写真のような、色々な角度で使えるファインダーも作れるのです。
ライカ判からの解放!Ⅱ    9月21日(月)  5810_b0069507_641364.jpg私は、最初の頃のミラーレスには否定的でした。これまでの一眼レフのOVF(光学ビューファインダー)より遙かに劣っていたからです。
現在のミラーレスカメラに採用されているEVFは、初期のEVFより遙かに性能が良くなり、日常の撮影では全く不便を感じません。
ただ、EVFは、私が撮影している演劇の舞台撮影の時、強い逆光の光源が画面に入ると、ハレーションがファインダー一面に広がり使い物になりません。この特別な状況では、一眼レフのOVFでしか写せません。
それともう一つは、以前のミラーレスカメラは、シャッターを押してから実際に写るまでのタイムラグの長さが問題でしたが、それも、随分短くなり普通使いには問題はありません。
ただ、フォーカスのスピードは、まだまだ、本格的なスポーツ撮影等では一眼レフに軍配があがるようですが、これも通常の撮影では気にはなりません。
また、ピント合わせでは、ミラーレスの顔認識、目にピントを合わせるモードは、ポートレート撮影にはこの上なく便利です。
EVFの性能は、これからもどんどん進歩していくのは目に見えているので、今の欠点も解消されるでしょう。
中判デジタルにEVFを採用し、将来の中判デジタルカメラの姿の一部を現したGFX50S、撮影条件が恵まれている、広告・販促系の現場では、使いたいカメラです。
50Sの50は5000万画素を表す50なのでしょうか? やがては、70Sや80Sなんていうカメラもでるのでしょうか・・・  
今年のフォトキナはライカ判から解きはなれたGFX50S登場で記憶に残るフォトキナになるでしょう。



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by mash_boss | 2016-09-22 09:16 | カメラ | Trackback | Comments(0)
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