見に行くべし!  5月3日(火)     5532


今日は、憲法記念日。
憲法改正が、何かと話題になる今日この頃のせいか、今年は新聞、TV等でも憲法が多く取り上げられていました。
私の通った中学は国立の中学で、日教組の先生は恐らく0だったと思うのですが、日本国憲法の事は、キチッと肯定的に教わりました。特に前文の意味を教えられました。
憲法、永遠に変える必要は無いとは思いません。必要に応じて変える必要があると思います。
日本は、明治維新後、世界の様々なものを柔軟に取り入れて発達してきたのに、今の憲法は日本が作ったものでは無い、外国から押しつけられたのだから変えるべきだという改憲理由を聞きますが、なんか変だなと思います。問題は中身であって、誰がつくったかでは無いと思うのですが・・・ 
b0069507_618612.jpgさて、今日は日本国憲法発布と施行と共通性の深い写真家集団マグナムの写真展に行ってきました。
両者の共通するところは、悲惨だった第2次世界大戦・太平洋戦争。その戦争を2度と繰り返さないという、当時の世界の人々の思いが、影響している事だと思います。
現在、東京・代官山のヒルサイドテラスアネックスで開催されている「マグナム ファースト日本展」は、第2次世界大戦から10年後の1955年、連合軍の分割統治が終わり永世中立国となった、オーストリアで9ヶ月間に渡って巡回された「Face of Time―時の顔」の復刻写真展です。
「Face of Time―時の顔」は「写真によるヒューマニズム」というマグナムの理想を最も明快に伝えていると言われています。
その写真展終了後、作品は行方不明になっていたのですが、2006年インスブルックのフランス文化会館の地下室で全作品が発見されました。発見された作品を写真展「マグナム・ファースト」として、当時のオリジナルプリントで再現し、2008年から世界11都市を巡回し12番目として東京で開催となりました。
(この写真展は作品1点を複写的に撮影するのは禁止されていますが、会場内撮影は自由です。)
b0069507_6431619.jpg「Face of Time―時の顔」に参加していた写真家は、
ワーナー・ビショフ、
ロバート・キャパ、
アンリ・カルティエ=ブレッソン、
エルンスト・ハース、
エリック・レッシング、
ジャン・マルキ、
インゲ・モラス、
マルク・リブーの8人。
作品数は83点。
それらが、今回、写真展「マグナム・ファースト」としてよみがえりました。
b0069507_6493476.jpg会場に置いてあった木箱です。
大きい箱の上に置いてある焦げ茶色の薄い箱に無造作に83点の作品が入って、インスブルックのフランス文化会館の地下室で発見されました。
下の大きな箱は、今回、フランスから日本への輸送に使った木箱です。
b0069507_6542544.jpg発見された木箱に貼ってあったシール類も展示されています。
b0069507_6562995.jpgオリジナルの「Face of Time―時の顔」写真展は、フォトグラファー毎に色の違う大きなボードに、作品を糊で貼ってあったようです。
それを、収納しやすくするために切断したようですが、その切断の仕方が面白いくらいに荒っぽいのです。
切断する目安の線もなんのその、大きくずれて切ってあります。
b0069507_722339.jpgこちらの作品には、ネジ穴らしきものが・・・
展示はネジ止をだったのでしょうか?

変色しているプリントもあり、作品の内容はもとより、展示してあるプリント自体に歴史を感じます。
どんな接着剤(糊)やペイントをつかったのでしょうか?

写真の内容のすばらしさは言うまでもありませんが、作品に付随する様々な事がわかる今回の展示方法は、非常に興味深いです。
b0069507_76405.jpgこの写真展を、日本に持って来たマグナム・ファースト日本展実行委員会事務局長・フォトグラファー渡邊英昭さんです。
会場にいらした英昭さんに、写真展開催までのお話を伺いました。ただただ、頭がさがります。
英昭さんとは、ポラロイドの仕事で、ユーザー紹介で英昭さんを取材して以来のおつきあいです。
本来は広告写真家で、APA,JPSの先輩です。事務局長として、会場にいらっしゃると思います。質問があったら、お仕事の邪魔にならないように聞いてみてください。お答えいただけると思います。
多くの企業から協賛いただいましたが、バブル期に盛んだった「メセナ」ですが、企業の皆様、文化事業にいっそうのご支援をよろしくお願いします。

連休も半分終わりましたが、どこにも行かずに東京にいらっしゃる皆さん、地方から東京にいらっしゃる皆さん、是非「マグナム ファースト日本展」においでください。写真好きの方も、ファッションに興味のある方も、歴史が好きな方も、みんな満足できる写真展です。
しかも会場は代官山。東京でもトップクラスのオシャレな街です。写真展会場には穴場的カフェもあります。写真展をゆっくり見て、お茶を飲んで、となりの蔦屋・代官山で写真集を立ち見して、街を散策すると良い時間が過ごせます。(連休ですので人が多いのは、我慢してください。)

「マグナム ファースト日本展」
会期:2016年4月23日(土)-5月15日(日) 11:00-19:00  会期中無休
会場:ヒルサイドフォーラム  東京都渋谷区猿楽町18−8
入場料:一般1,000円 学生(高校・大学生)500円 中学生以下無料


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by mash_boss | 2016-05-04 08:27 | 写真展 | Trackback | Comments(0)
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