アーカイブ撮影   2月20日(日)  5461


アーカイブ撮影   2月20日(日)  5461_b0069507_6183183.jpg本日は月に1度のAPAアーカイブ作業の日でした。
今日は、2007年〜2008年の2年分の一部を複写しました。
2007年と今回写した2008年は、リーマンショック前で広告予算もふんだんにとはいいませんが、それなりにあったのでしょう、ポスターの紙も厚いし、撮影も凝ったものが多くあります。
アーカイブ作業をしていて思うのは、携帯電話の広告は、時代を反映しているな〜という事です。
いわゆる「携帯電話」時代は、実に色々な会社の携帯電話のポスターが制作されています。
本日複写したポスターの1枚、2008年冬モデルのソフトバンク サムソン930SC OMNIAのポスターですが、いよいよ、現在のスマホのようなスタイルの3G携帯登場の告知です。
色々なスタイルがあった携帯ですが、いよいよスマートフォンスタイルに集約しはじめました。
ただし、OSはまだ、Androidではありません。
2008年7月11日にiPhone3Gが、日本を含む世界22カ国で発売、サムソン930SC OMNIAはそれを強く意識したモデルでした。
現在は、iPhone6Sのカメラ性能を謳った新聞やビルボードのグラフィック広告が盛んで、サムソン930SC OMNIAの後継Android スマホの広告は以前の「携帯電話」時代の広告ほど見かけません。
携帯電話のポスターは約10年で時代が変わった記録です。
アーカイブ撮影   2月20日(日)  5461_b0069507_734747.jpgそして時代は、格安スマホです。
Polaroidの格安携帯のWeb告知です。
この小さな告知、私にとっては感慨深い告知です。
このブログでも、何回も書きましたが、今の私とMASHがあるのはPolaroidのおかげです。
フリーになった時から、日本ポラロイドが実質終焉する2004〜2005年頃までお世話になりました。
その後、Polaroidはブランドの切り売りをして生き延びています。Polaroidは、アメリカでは日本とは比較にならないほど、ブランドとして確率しているようで、一時はポラロイド電池や電球まであったようです。
今、インスタント写真の本家、ポラロイドはとうに無く後発のフジフイルムのチェキが、市場縮小の銀塩フィルムのなかで、唯一生産ラインを増設する程、人気が出ているのは何とも言えません。
それに比べて、現在日本でPolaroidのロゴを見るのは、新しく、そしてレアな製品に多く、長続きはしない商品に多いようです。
それでも、時々Polaroidが目につくのは、日本でもブランド力がまだあると言う事なのでしょうか?
アメリカのPolaroidの栄枯盛衰、その一部を体験した者にとって、色々と教わる事がたくさんありました。
この格安携帯もいつまで続く事やら・・・

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by mash_boss | 2016-02-21 08:31 | 撮影 | Trackback | Comments(0)
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