レンズの自由   9月7日(月)   5295


事務所にタムロンから、新シリーズレンズのプレスレリーが送られてきました。
最近の傾向の、明るくて、高性能の単焦点レンズです。
フィルム時代には、レンズ専門メーカーのレンズは純正レンズより劣っているというのが「常識」でしたが、デジタルになり、ここ数年はレンズ専門メーカーが、それぞれの特徴を持った高性能レンズが発売されるようになりました。この傾向はとても良い事だと思います。
MASHでは、仕事に使うカメラはCANONなのですが、CANON純正以外ではSIGMAの180mmと150mmを使用していますが、現在のところは、この2本以外にレンズ専門メーカーのレンズを使う予定はありません。
b0069507_4301388.jpgそれには、プロの事情があるのです。それも、広告系写真の特殊事情があるのです。
まず、開放値や解像力、ボケ味といった事以外に、MASHが経験したのは、フレアーの問題。
ある、レンズ専門メーカーの高級レンズで、スタジオで「バック飛ばし」というライティングで、ファッション撮影をしたのですが、濃い色のパンツの上に、わずかですがフレアーが出てしまいました。
メーカーで、調べてもらったら「バック飛ばし」のようなスタジオライティングの経験値が少なく、要は逆光撮影と同じ条件になり、フレアーが出てしまうとの事でした。
これを無くすには、コーティングやレンズの設計を変更する必要があるので、順次解決していくとの事でした。このレンズは、もう仕事では使えなくなりました。
次に、高画素化していくデジタルカメラとレンズの回折現象の問題です。
フィルム時代には、35mm版では、あまり問題にならなかった、回折現象ですが高画素化していくデジタルカメラでは、大きな問題です。
そもそも、フィルム時代には、広告系のフォトグラファーにとっては、35mmカメラはメインの機種ではなく、ブローニーフィルムを使うカメラがメイン。商品撮影なら4x5のカメラがメインでした。
広告写真に求められるのはピントです。アオリを使い絞りを絞ってピントを稼ぐという撮影をします。
デジタルになり、商品の単品切り抜き等も、イメージ撮影等も、人物も35mm版デジタルカメラでの撮影機会が多くなり、ちょっと絞ると、F8や11でも回折現象がわかるようになりました。
これに、対処をするのには、キヤノンでしたら、純正の現像ソフトに付いている、純正レンズにしか対応していないデジタルオプティマイザーのようなシステムです。
デジタルカメラは、カメラのボディー、レンズ、現像ソフトまでの、言わば三位一体で完成するのです。
難しい問題です。
最後はサービス、故障対策です。
オートフォーカス以後、レンズはますます複雑になってきます。更にレンズ内ブレ防止装置が付いているレンズの鏡胴内は複雑です。こういうレンズは調子が悪くなる事が結構あるのを経験しています。
プロに対して、ちょっとした調整や、故障の時にすぐに対処できるのか、代替えが出るのかが大きいのです。
この点では、プロサービスが整っている、キヤノン、ニコン、オリンパスは安心です。ソニーもプロサービスを始めましたが、ソニーのカメラは使っていないので、何とも言えません。

色々書きましたが、仕事以外では、使ってみたいレンズがどんどん出てきます。例えば今回のタムロン45mmレンズ面白そうです。昔CONTAXに45mm 2.8のレンズを付けて使っていた事がありましたが、面白いミリ数でした。
新しいレンズ、表現の幅が広がっていきます。

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by mash_boss | 2015-09-08 08:08 | 機材 | Trackback | Comments(0)
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