映画フィルムもアベノミクスも大変だ!! by  Wall Street journal  8月4日(月) 4301


b0069507_323931.jpg左のグラフを見てください。
コダックの映画フィルムの出荷量です。今年の出荷予測は2007年より、何と96%減!!!の予想なのです。
ライバルのフジフィルムは、もう映画フィルム製造から撤退しているので、世界で唯一映画用フィルムを生産しているのがコダックなのですが、映画用フィルム部門は、今年は赤字になってしまうそうです。

ウオールストリートジャーナルの記事に、気になる記事が載っていると知らせてくれたのは、このブログを、見てくれていてるという、以前一緒に仕事をしていた、当時「朝日新聞出版局」にいたYさんです。

日本時間7月31日付けのウオールストリートジャーナルWeb版によると
゛斜陽映画フィルムにハリウッドが救済の手―コダック˝と題して概略以下の記事が載っていました。
「イーストマン・コダックがフィルム製造を続けられるようにするため、スタジオ(映画会社)連合が同社と契約を結ぼうとしている。・・・ ほとんどの映画やテレビ番組は最近ではデジタルビデオで制作されているが、これまで秘密裏に行われてきた交渉により、今後数年間一定の量のフィルムをスタジオが購入するとの契約につながると見られている。・・・コダックとの間で交渉を詰めているスタジオは一定の量の映画フィルムを今後数年間購入することを約束している。ただ、制作される映画のうちどれだけにこれが使われるかは決まっていない。・・・コダックは今、正式な約束について交渉している。同社と交渉しているスタジオにはワインスタインのほか、タイム・ワーナーのワーナー・ブラザーズ、コムキャストのユニバーサル・ピクチャーズ、バイアコムのパラマウント・ピクチャーズ、それにウォルト・ディズニーのウォルト・ディズニー・スタジオズが含まれている。・・・業界専門家は、フィルムでもデジタルでもカメラと記録設備のレンタル費用はほぼ100万ドル(1億300万円)だが、デジタルの場合は素早い動きと制作後の処理が可能になると指摘した。「トランスフォーマー/ロストエイジ」のプロデューサー、イアン・ブライス氏は「私はフィルムの大ファンだが、デジタルの方がはるかに使いやすい」と語った。この映画は主としてデジタルカメラが使われた。・・・若い監督でフィルムを使う人がほとんどいないだけに、フィルムが十分な支持者を獲得し、今後経済的に持続可能であり続けられるかどうかはまだ分からない。南カリフォルニア大学映画学部のエリザベス・デーリー学部長によると、同大で今も学生にフィルムの使い方を教えているのは、上級映画撮影術の1クラスにとどまるという。・・・」
フィルムかデジタルか・・・ という対立では無く、デジタルだと新しい表現ができるから、デジタル化率が増えるのだと思うのです。
小型カメラと明るいレンズの発達によりグラフジャーナリズムができ、その代表、1936年に創刊された「ライフ」誌創刊の有名な言葉「人の暮らしを見る。世界を見る、偉大な出来事を目撃する。貧しい人々の顔を、誇り高き人々の動作を見つめる。見なれないもの――機械や軍隊、大群衆、ジャングルや月の表面の影を見る。人類が成し遂げた業績――絵画や塔や発見を見る。何千マイルも離れたものを見る、壁の後ろや部屋の中に隠されたもの、近づくと危険なものを見る。男たちの愛する女性、そして数多くの子供たち。見る、そして見ることに喜びを見いだす。見て驚く。見て教えられる」と同じ様な事が、21世紀にデジタルによって再び起こっているからこそ、デジタルがのびているように思うのです。
例えば、その顕著な例がカメラの大きさです。
b0069507_42476.jpgウオールストリートジャーナルの同じ記事に掲載されていた写真ですが、映画用のフィルムのパナビジョンカメラだと思うのですが、相当大きいカメラです。
デジタルカメラだと、例えばパナソニックのGH4で4Kも撮影できる時代になってきているし、極端な事をいえばGo Pro だってそこそこの画は写せてしまいます。
カメラを小さくできる事で、表現の幅が大きく広がります。
これから、4K,8Kと進歩は止まる事をしりません。
フィルムは、新製品開発もままならず、これからも、なかなか苦しいでしょう。

話は、がらりと変わりますが、同じウオールストリートジャーナルの記事では、アベノミクスは、すでに失敗という事になっていました。
また、ロシアに売る事になっている、フランスの揚陸強襲艦2隻を、日本がロシアの代わりに買い取れば、米、欧州連合のロシア制裁にも協力できるし、尖閣諸島問題に対しても、抑止力の強化になるので、一石二鳥だという記事が載っていました。北方領土返還交渉にも影響は無いそうです。
世界の中の日本。もう日本の新聞やTVだけを読んで、見ているだけでは不十分。いろんな見方がある事を、強く再認識をしました。

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by mash_boss | 2014-08-05 07:38 | 写真世界等々 | Trackback | Comments(0)
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