below the lineの難しさ・・・  6月6日(金)  4232


ちょっと専門的ですが、いわゆる“below the line”の仕事の撮影で、最近悩まされています。
クライアントの広告宣伝関係部門の力が弱っている・・・ クライアントの決定が遅い・・・ いわゆるプロデユーサーや営業がクライアントを説得するだけの、しっかりした経験、スキルを持っていない 等々のしわ寄せが全部スタイリストやフォトグラファーといった撮影スタッフと現場に来てしまいます。
それも、これもリーマンショック後のじわりとした悪影響とデジタル時代だから・・・ 
フィルム時代を知っている私の世代にとって、デジタルになって写真が一般の人びとにとって、より身近になりました。写メの発達、Webメディア・・・ 誰でも何時でも簡単に写真を楽しめるようになりました。年間のショット数もフィルム時代よりも多いのです。そして、デジタル写真だとあるレベルまでの写真が簡単に撮れてしまいます。故に、カタログ等に使う写真も簡単に撮れてしまうと、クライアントの担当者さんも思ってしまいがちなのです。
でも、あるレベルと、それを越えるレベルは全く違うのですが、それが鍛えられていないクライアントさんにはなかなかわからないのです。レベルを超えるには、デレクターのアイディア出し、スタイリストの物集め等、デジタルだろうとアナログだろうと変わらない時間と予算が必要なのです。
“below the line”の仕事は、媒体も絡まず代理店本体のクリエイティブも絡まないので、進行スケジュールもクライアントの意見が通りやすく、準備時間も押せ押せになってしまいます。
「同情するなら、金をくれ!」はTVドラマの有名なセリフですが、「急がせるなら、予算くれ!」「予算ないなら、時間くれ!」は、デジタル時代のクリエイターの切な願いです。
b0069507_9352420.jpg夜は、何十年ぶりかでアメ横へ行きました。
中学生の時に、当時は貴重品だったモノクロフィルム、トライXを買いに行って以来です。
当時は、フィルムの輸入が自由化されていなかったのでしょうか、トライXは普通のカメラ屋で売っていなかったのです。いわば、闇のフィルムを買ったのです。フィルムを売っていたのはカメラ屋でなかったのですが、何屋さんだったか忘れました。今のアメ横より、もっと暗くて路地が入り組んでいたアメ横の小さなお店に、トライXの黄色い箱が並んでいたのを思い出します。
その当時のアメ横より格段にきれいになりましたが、そこにはアジアのマーケットがありました。
何十年ぶりかですが、ハマリそうです。

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by mash_boss | 2014-06-07 10:32 | 写真世界等々 | Trackback | Comments(0)
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