写真と自分を大切に・・・  4月5日(土)  4080


昨日の、エントリーへの反響の大きさにはびっくりしました。多くのフォトグラファーは「痛んで」いるのです。その「痛み」から回復するには、どうしたらよいか・・・
自分自身やレップエージェンシー協会等を通して、出版社に直接抗議する方法も必要でしょう。
もうひとつの方法として、すぐには効果はでないかもしれませんが、写真と自分を大切にする事も必要と思います。
今日は、その一環の作業、月に1度の写真を使った広告作品のアーカイブ作業のボランティアを、APA・日本広告写真家協会の事務局でしました。
広告写真家が、持てる技術や感性を注ぎ撮影した広告写真は、そのままでは「消費」されるだけの写真になってしまいます。ほっておくと、少し大げさですが何も残りません。でも、広告写真は時を重ねると、本来の目的以外に文化的にも価値がでてくるのです。
その価値をつくり、日本の文化の一つとして守り、日本と世界へ発信していくのは、我々フォトグラファー自身の役目です。我々フォトグラファーの役割を社会に理解してもらう働きは必要な事です。
雑誌は、出版社が創刊号から保存しているはずで、それ自身がアーカイブです。今の写真に対する扱いでは、将来この時期の写真への扱いは酷かったんだな〜 という時代がくるのでしょうか? はたまた、そんな時代は来ないで、雑誌自体が役割を終わってしまうのでしょうか・・・ 
Webの仕事は増えるでしょう。Webの仕事では、フォトグラファー自らが写した作品を保存しておかないと、写真はのこりません。どうぞ、自分自身の作品はとっておいてください。
日本の写真界に必要なのは、個々の写真家の作品を公的な機関がアーカイブする機構が必要です。
JPS・日本写真家協会は、文化庁と写真保存センターを運用しはじめました。でも、どちらかというとドキュメントや写真作家の作品中心のアーカイブです。まだまだ、ファッション写真や広告写真までには手が回らないし、そもそも、JPS自体がファッション写真や広告写真には興味が無いように思えます。
APA・公益社団法人 日本広告写真家協会が始めたアーカイブは、まだ始めたばかりで紙媒体の広告写真しか、とりかかっていませんが、やがてはファッショ誌等やWeb用広告作品のアーカイブもしなければと思っています。また、特色ゆたかな、日本各地域の広告写真作品のアーカイブも必要です。
こういう事を、国としてちゃんとしなければ、真の意味での「クールジャパン」にはならないとおもうのですが・・・b0069507_554348.jpg

今日は、花見の時期に重なったせいか、参加者は私ともうひとり岡野君だけでした。
2人なので、無理をせず2011年頃のB全ポスターを実働3時間で82枚複写しました。
複写した後の現物は、北海道・写真の町 東川町が保存してくれます。
やがては、日本で唯一の広告写真のアーカイブができるはずです。

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先月、奥村君が作ってくれた複写台固定装置は快適そのもの。20%程、作業能率があがりました。
「愚公移山」(愚公山を移す。)というか、アポロ11号のアームストロング船長の「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。」的な思いで、複写作業に励んでいます。
b0069507_6312410.jpg夕方、スタジオに戻ったら、アソシエーツフォトグラファーの三次君が作品撮影をしていました。
ハッセルブラッドH1にフェーズワンP25、ストロボのヘッドはブロン パルソGを使用しています。
b0069507_6365882.jpgジェネは1/10000秒の発光ができる、ブロンのスコロを使用。
水物の撮影なので、水しぶき予防のために、ビニールで保護をして、撮影です。

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by mash_boss | 2014-04-06 06:45 | 写真世界等々 | Trackback | Comments(0)
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