やってはいけない事・・・ 小保方さんの画像処理  3月15日(土) 4059


ついにここまで・・・ 今、話題の小保方さんの画像処理の事です。
デジタルになり、誰でも写真が写せるようになり、画像処理もできるようになった弊害でしょう。
いろんな事柄が、簡単にできるようになる事は悪い事ではありません。問題は人の問題です。
今回の騒動で一番気になるのは「論文のコピー&ペーストについて、小保方さんは『やってはいけないとは分からなかった。すみません』と答え、認識が欠如していたことを釈明したという。」記事です。
信じられないです。博士ともあろう人が・・・ 著作権も倫理観もあったものではありません。同じような感覚で画像処理もしたのでしょう。b0069507_6422917.jpg
これは、小保方さんのパーソナリティーの問題なのでしょうか? それとも、化・科学者全体に言える事なのでしょうか?
この情報化(古い表現です。)時代、これだけ色々したら、絶対に分かってしまうという事を思いもよらなかったのでしょうか? 
ツイッターで呟いた事が、あっという間に世界を駆け巡ってしまう事を忘れて、炎上してしまうという事と同じ構図のように思えてしまいます。
デジタルになり、我々写真に関わるプロは「写真は写真でない。」という事を認識しています。デジタル時代に育った若い人も「写真は写真でない。」という事も認識しています。
困ってしまう(?)のは、お役所等が「写真を写真」と信じている事です。
以前、私の所に出入りしていたフォトグラファーが取材トラブルに巻き込まれ、ハードロックバンドから暴行を受け、顔に痣をたくさん作った状態でスタジオに来ました。何かの役にたつかもしれないという事で、とりあえずポラロイドを何枚か写しておきました。
後日裁判になり、傍聴に行ったのですが、証拠として採用されたポラロイド写真の証拠能力の高さを体験して、驚きました。
また、デジタル写真の初期の頃、デジタルで写した建築や公共工事の記録写真に改ざん問題が起こり、新聞に取り上げられた事もありました。今回と似た構図です。
だいぶ前から、警察の鑑識では、デジタルカメラの証拠能力を保持するために、改ざんできないメモリーカードを使っているという事です。
何回か書きましたが、アメリカでは自動車事故等の保険査定のデジタル写真は、資格のある人が写さなければいけないという事です。同じくアメリカで映画「フォレストガンプ」以後、写真の証拠能力は無くなったとも聞きます。
写真や画像は、人間の生活にとって無くてはならないものです。それだけに簡単に加工できたしまうデジタル時代に公的なものに写真・画像を扱う人達には高い倫理観が必要です。
第二次世界大戦の時、ナチス下の医者たちは人体実験をしたといいます。その反省から医学を学ぶものは、まず哲学を学んでから医学を学ぶという事を聞いた事があります。
デジタル時代、化・科学者や公務員、権力を持っている人等は、写真や画像「ごとき」でも、それを扱う人達には高い倫理感が求められる時代になったのです。

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by mash_boss | 2014-03-16 08:36 | 写真世界等々 | Trackback | Comments(0)
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