今日は、朝一から、岡安君の撮影でした。仕事は一昨日の撮影の第2弾です。順調そうに進んでいたのですが、トラブル発生!
モデルのメイクも終わり、テスト撮影も終了。さあ、本番という時にシンクロがダメになっとの事。つまり、ストロボが飛ばなくなったのです。
岡安君の名誉のため書きますが、テスト撮影までは順調だったので、不可抗力的機材トラブルです。
ダメになったレンズは、CFi Sonnar 150mm F4。
ハッセルのレンズ、シンクロがダメになる事はフィルム時代から、たまにあるので対応処置を全て試したのですが、やはりNG。
予備のレンズとしてはSonnar C 150mm F4 T*とCFi Planar 120mm F4がありました。
まずは、同じ焦点距離のSonnar C 150mm F4 T*で撮影してみたのですが、やや、ハレっぽい画像になってしまうのでNG。120mmを付けて30mm分寄っても微妙に違う・・・
一昨日撮影した写真と並べて使うので、できるだけ同じにしたいとデザイン側、クライアント側の意向・・・
というわけで、1時間ちょっと撮影が止まりますが、急遽レンタルする事になり、地下鉄利用でスタジオから30分程の銀一レンタルさんにあったので、営業の清水君が走りました。
その後、撮影は無事終了しました。
さあ、この事態をどう解釈するか・・・
もし、ロケでしたら、当然予備のレンズで撮影するしかありません。デジタルですから後処理でどうにかなるとは思います。
今日は、レンタル機材を手配できる環境だったので、ベストを求めてくれて撮影を待つという判断をしてくれた制作チームに感謝です。
プロ用レンタル機材屋さんが複数ある東京に感謝です。
長くこの仕事をしていると、様々なトラブルに遭遇します。それを切り抜ける方法を得とくしていてこそプロなのです。アシスタントは、写真撮影のテクニックだけでは無く、こういう経験も「学び」になるのです。アシスタントの三浦は色々学んだと思います。
かく言う私も、心臓が止まりそうな撮影トラブルが、若い時に2.5回ありました。今から思うと、2.5回ともちょっとした気の緩みが原因でした。2.5回もあって生き延びることができた(過去形にしてはいけません。)ので、相当ラッキーです。ラッキーに頼らずこれからも注意していかなければ・・・
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